ベントレーの躍進ぶりは生産台数増からも明らか
1946年5月に英国・クルー工場に生産拠点を移転してから、今年で75周年を迎えるベントレー。今でもクルー工場のピムスレーン通り沿いにはダービー工場時代の最後のモデルになる「Mk V」が誇らしげに展示されており、かつてないスピードで生産されている現行モデルたちを見守っているという。
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クルー工場では、この75年の間にベントレーの総生産台数の97%に当たる19万7086台のラグジュアリーカーが生産されている。その多くは21世紀に入ってからの主力モデル、コンチネンタルGTやベンテイガなどの現代モデルになる。それ以前のベントレーはわずか3万8933台しか生産されていないというから、近年のベントレーの躍進ぶりの凄さを数字からも再確認することができるだろう。
なお英国市場向けにクルー工場で生産されたベントレーの84%がいまも現役で現存しており、この比率は年を重ねるごとに増加傾向にある。ベントレーは現在、1日に85台のモデルを製造しているが、この製造規模は20年前の1か月分の生産量に相当するそうだ。
電動化時代に向けての改革も、積極的に推進
現在、ベントレーはクルー工場のピムスレーン(工場の建つエリアの住所、クルー工場を意味する愛称)に継続的な投資を行っており、まもなくエンジニアリングテストセンターと研究開発ビル棟が開設され、電動化の未来に向かっての歩みをさらに加速する。
今後、2030年までに完全にカーボンニュートラルになることを目指しており、その後もクルー工場を気候変動に配慮した工場へと変えていく意向を持つ。
具体的には、2026年までにベントレーの全てのモデルをPHEVまたはBEVへ切り替え、その後2030年までには全モデルをBEVに切り替える予定という。
近代的な生産システムの導入で、カーボンニュートラル時代へ対応
この近年のベントレーが達成した大きな成果について、製造部門担当の取締役であるピーター・ボッシュは次のようなコメントを残している。
「75年もの間、クルー工場はクラフトマンシップと品質の高さを誇るラグジュアリーカー工場の代名詞であり続けています。 その間、私たちは各国の王室のためのクルマやユニークな特注品など、世界で最もアイコニックで魅力的なモデルを製造してきました。75周年という金字塔は、工場そのものだけでなく、クルーでベントレーブランドを築き上げてきた従業員たちも称えるものであり、彼らの4分の3世紀にわたる献身に感謝と賞賛の意を表したいと思います」
「近年の投資により、私たちはこの歴史的な工場を一体的で現代的な施設へと生まれ変わらせました。カーボンニュートラルで革新的かつ環境負荷が少ないクルー工場は、ベントレーの伝統の良い部分を保ちつつ未来を見据えて設計されています。 多くのエリアにデジタル化された近代的な生産システムが導入されており、1946年から続く伝統的なクラフトマンシップの技を支えています」
「パンデミックから慎重に立ち直る中で、お客様が再び私たちのユニークな工場を体験し、従業員に直接会っていただける日が来ることを楽しみにしています」
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