2021年FIA F2第3戦のレース2がアゼルバイジャンのバクー市街地コースで行なわれ、ユーリ・ヴィップス(ハイテック)がF2初優勝を果たした。
レース1の結果に基づき、上位10台が逆順にグリッドに並ぶレース2。ポールポジションはベント・ビスカール(トライデント)、2番手にデビッド・ベックマン(チャロウズ)が並んだ。
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21周のレーススタート直後、ターン1で複数のマシンがスピンする展開となり、セーフティカー(SC)が出動した。ポイントリーダーの周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)は、ダニエル・ティクトゥム(カーリン)との接触もあり、このターン1でレースを終えている。一方、SCボードが出るまでに、フロントロウスタートのベックマンとビスカールはサイド・バイ・サイドのバトルを展開。ベックマンが首位を奪取した。
3周目のリスタートを決めたベックマンを脅かす存在となったのがヴィップスだ。彼はユアン・ダルバラ(カーリン)との対決に競り勝つと、4周目のターン1でビスカールを豪快にオーバーテイクし2番手に浮上。ファステストラップを記録しながら、ベックマンを追走した。
ヴィップスがベックマンのDRS圏内に入ろうかという6周目、リチャード・フェルシュホー(MPモータースポーツ)がロイ・ニッサニー(DAMS)に追突されクラッシュしてしまい、再度SCが出動した。
このリスタートはベックマンが上手く決め、ヴィップスは逆にビスカールにインサイドに飛び込まれてしまう。だがビスカールは止まりきれず、ヴィップスが2番手をキープした。後方ではターン1でクリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)がクラッシュした他、マーカス・アームストロング(DAMS)もクラッシュし、今度はバーチャル・セーフティカー(VSC)が出された。
9周目途中でVSCが解除されると、ヴィップスがベックマンに急接近。ベックマンのスリップストリームに入ったヴィップスは、DRSを使いあっさりとオーバーテイクを決め、トップに立った。
DRSトレイン状態となり、2番手以降のポジション争いが膠着状態となる中、ヴィップスはベックマンをDRS圏内に近づけない見事な走りを続け、トップチェッカー。嬉しいF2初優勝を挙げた。
2位は後続を抑えきったベックマン。3位はダルバラとなっている。
佐藤万璃音(トライデント)は、18番手からのスタート。他車の脱落によりポジションを上げたものの、13位とポイントには手が届かなかった。
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