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【パワーユニット供給か】ポルシェ、合成燃料導入でF1復帰の可能性 2025年

掲載 更新 16
【パワーユニット供給か】ポルシェ、合成燃料導入でF1復帰の可能性 2025年

内燃機関の存続に関わる合成燃料

text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)

【画像】内燃機関を維持するスポーツカー【ポルシェ911シリーズ5選】 全100枚

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

ポルシェは、環境に配慮した合成燃料「eフューエル」が採用されれば、2025年に新しいエンジン規制が導入された際にF1への参戦を検討するだろうと報じられている。

フォルクスワーゲン・グループの一員であるポルシェは、エンジン・サプライヤーとしてF1に復帰することに長い間関心を示していた。同社はF1仕様の1.6Lハイブリッド・パワートレインの開発に着手したとも言われている。

F1では2025年シーズンにエンジンに関する新ルールを導入する予定だ。技術的な詳細はまだ決まっていないが、この件にはポルシェも関心を寄せていると報じられている。

F1は、内燃機関を維持しつつ排出ガス削減に貢献するために、eフューエルを新ルールの中心に据えようとしている。ポルシェは現在、市販のパフォーマンカー向けのeフューエルの開発に多額の投資を行っている。

ポルシェ・モータースポーツのフリッツ・エンツィンガー副社長は、BBCスポーツの取材に対し、次のように語っている。

「サステナビリティ(持続可能性)の面で、eフューエルの導入などが貢献できるなら非常に興味深いことです」

また、ポルシェは「世界中の関連するすべてのレースシリーズ」と同様に、新しいレギュレーションの動向を「注視している」とも述べた。

エンジンサプライヤーとして復帰か

ポルシェは現在、電動のフォーミュラE世界選手権でワークスチームを運営しており、2023年シーズンのル・マン24時間レースに出場できるLMDhハイブリッド・ハイパーカーの開発に取り組んでいる。

ポルシェは伝統的に耐久レースに注力してきたが、時折F1にも参加している。1962年のフランスGPでダン・ガーニーが804を駆って優勝したが、ポルシェは同シーズンの終わりに撤退。これが同社にとって唯一の優勝となった。

ターボエンジンの製造に関する知識を持っていたポルシェは、1983年にF1に復帰し、マクラーレン用にV6ユニットを製造した。ポルシェを駆るマクラーレンチームは1984年から1986年にかけて、3つのドライバーズタイトルと2つのコンストラクターズタイトルを獲得している。

1991年にはフットワークチームにエンジンを供給したが、相次ぐ悲惨な結果を受け、シーズン半ばにはコスワースのエンジンに切り替えている。

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
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みんなのコメント

16件
  • ポルシェも参戦するならば、ホンダの撤退は本当に残念。
    というか今年で撤退するならばホンダはF1参戦しなかったほうがよかったまである。
    苦労しブランドに対する印象を悪くする結果が続き、ようやく芽が出始めて勝てる未来が見えてきてたら受け入れてくれたレッドブルを見捨てるように撤退するなんて・・


  • 無いな、多分。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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