2019年F1第19戦アメリカGP、木曜・金曜のオースティンは真冬かというくらいの寒さに見舞われていました。土曜日以降はいくぶん寒さが和らぐようですが……。今週末も柴田氏が現地の様子をお届けしていきます。
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毎日雨の降っていたメキシコから、下界のアメリカに降りてきました。
【ブログ】Shots!ハミルトンがチャンピオンチームとしての底力を発揮/F1第18戦メキシコGP
ヒューストン空港は、大雨。それでもクルマでオースティンに向かううちに雨は止み、
木曜日のサーキットは気持ちのいい秋晴れでした。
でも『秋晴れ』という言葉を使うのがはばかられるぐらいに、寒い!!
なんたって最低気温2℃ですから。これはオースティン市内の気温で、郊外のサーキットはまちがいなく氷点下でした。
おまけに風がぴゅーぴゅー吹いて、体感温度は確実に零下10℃は行っていたかと。
そんな寒さをモノともしないのが、ダニエル・リカルド選手でした。アメフトのボール片手にパドックに入ってくると、
誰彼かまわずパスを渡して、
受け取っては喜んでる。
リカルドのこういう明るさ、好きですね~。
僕も負けてられないと、裸足でサーキットを1周。まだ7年しか経ってない割りにはアスファルトがすっかり痩せてしまってて、
けっこう足裏に厳しかったです。
でもドライバーズパレード用のトラックでサーキットを1周してたアメリカ人F1ファンの人たちが、通りすがりに盛んに声援を送ってくれて、元気が出ました。
「おかしな東洋人が、走ってるぞ」とか、言ってたんでしょうけどね。
二本足で走ってもまったく感じることはできないのですが、初日のドライバーたちはバンピーな路面にかなりてこずってました。
ここはもともと軟弱な地盤の上に造成したので、デコボコしてしまうのはある程度仕方がないらしいのですが、それにしても1年前に比べてもかなりひどかったようです。
そんな中、レッドブルとトロロッソのホンダ勢4台は、なかなかの速さを発揮してました。マックス・フェルスタッペンはこの日トップのルイス・ハミルトンからコンマ3秒落ちの3番手ながら、「ルイスはスリップを使ってるから、実際にはもっとずっと差は小さい」と、意気軒高でした。
そしてピエール・ガスリーは、フリー走行1回目が4番手、2回目も中団勢最速の7番手と、大活躍でした。
メキシコの胃腸炎からはもちろんすっかり回復したのですが、木曜会見では「レース中、シートは大丈夫だった?」と、フェルスタッペンにイジられたりもしましたが、それにもまったくめげず。こうなると、明日の予選がいっそう楽しみです。
囲み取材の前にはトロロッソに遊びに来ていたヘルムート・マルコ博士のところに近寄って、しばらく談笑したりもしてました。
考えてみればガスリーを降格させた張本人がマルコ博士なわけですが、彼を見返してやろうという気持ちも、今のガスリーの力の源になってるのかもしれないですね。
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