今シーズンも年2回の開催が予定される鈴鹿ラウンドの1回目、2024スーパーGT第3戦『SUZUKA GT 3Hours RACE』のGT500クラス予選ポールポジション(PP)と決勝レースのウイナーを、オートスポーツweb編集スタッフがズバリ予想。そんなときこそ長年の経験と勘を頼りに、個人的な希望を極力排しつつ(たぶん)、走る前からガチで当てに行きます!
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STANLEY牧野任祐、SF初優勝で迎えるGT鈴鹿戦と改めて振り返る苦労「肩の荷がちょっと降りた」
●V(台風直撃でなくてホッとしています)のウイナー予想
◎本命:#12 MARELLI IMPUL Z
〇対抗:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
△大穴:#14 ENEOS X PRIME GR Supra
PP予想:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
いずれもサクセスウエイトが軽い3台(#12/10kg、#8/6kg、#14/6kg)をチョイス。その中でも富士でワン・ツー・フィニッシュを決めたニッサンZが得意とする鈴鹿で連勝、2022年のチャンピオンである12号車MARELLI IMPUL Zが復活の狼煙を上げると予想します。
対抗には、前戦富士で表彰台争いを繰り広げるもトラブルにより戦列を離れることとなってしまった8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTを推し、ポールポジションもこのクルマが獲るのではないか、と予想してみました。開幕2戦で不運が続いた14号車ENEOS X PRIME GR Supraは「三度目の正直」なるか、それとも……いいや悪いことは言うまい。
●ゴトー(最近鈴鹿サーキットって住んでいる神奈川県から近いのでは?』と距離バグ発生中)のウイナー予想
◎本命:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
〇対抗:#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
△大穴:#14 ENEOS X PRIME GR Supra
PP予想:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
今回のスーパーGT第3戦鈴鹿ではサクセスウエイトが軽い車両が上位に来るはずで、ここまで速さを見せながら結果に結びついていない8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(6kg)は本命の一台と予想。
僚友の16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(4kg)も十分にチャンスありで、トヨタ勢からは14号車ENEOS X PRIME GR Supraが、この一戦を狙ってくるはず。気になるのは天候で、予選日は最高気温28度の晴れに対し、決勝日は最高気温23度で曇り一時雨という予報。難しい3時間レース2戦目となりそうです。
●ハルロウ(GT取材デビューから、かれこれ16年目。ワカテニマケナイヨウ、ハゲミマス)のウイナー予想
◎本命:#14 ENEOS X PRIME GR Supra
〇対抗:#100 STANLEY NSX-GT
△大穴:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
PP予想:#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
富士ではニッサンZ、シビックに遅れる形になってしまったGRスープラが、この鈴鹿で巻き返すことになる、と予想。今季は外観からは変化がわからないが、2024年型GRスープラはまさにこの鈴鹿のようなテクニカルコースで性能を発揮するためにアップデートが施された。フロントの軽量化と回頭性の向上により、岡山に続いてこの鈴鹿でも最有力と見る。
そのGRスープラ勢の中でも、この2戦、不運が重なって結果が残せていない#14 ENEOS X PRIME GR Supraを本命に挙げたい。対抗は、あまりテストができてないながらも、ホンダのホームコースとして新型シビックがこの鈴鹿で躍動すると予想。NSXでの知見や実績をうまく活かすことができれば、走行データが少ないシビックでも上位に来ることができると予想する。
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