レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ここ数戦でライバルに追いつかれている現状と、非対称ブレーキシステムの禁止は関係ないと断言。レッドブルがこのシステムを使っていたのではないかという憶測を否定した。
FIAは直近の世界モータースポーツ評議会で他のレギュレーション改定や今後に向けたルール変更とともに、F1技術規則11.1.2条を調整し、非対称ブレーキシステムの禁止を明示した。
■角田裕毅、シーズン後半もやることは一緒「多くの憶測が飛び交っていますけど……自分にできることに集中するだけです」
該当部分のレギュレーションには、『ブレーキシステムは、各サーキットでブレーキパッドにかかる力が同じ大きさになるように設計され、ブレーキディスク上で対になるように作用しなければならない。ある車軸に対して非対称な制動トルクを系統的または意図的に発生させるシステムや機構は禁止されている』と記されている。
シーズン中のレギュレーション変更は珍しかったため、1つまたは複数のチームが違法なシステムを使用していたのではないかという説が浮上した。
かつてマクラーレンが、コーナリング中に内側のリヤタイヤにブレーキをかけクルマを曲げる、一般的にブレーキステア・システムと呼ばれるモノを搭載していたのは有名だ。
ただもしFIAがチームの動きを抑制したい場合、通常はまず全チームに技術指令を出すという形で対処されるはずだ。加えてmotorsport.comの取材に、FIAはそうしたシステムを使っていたチームはないと説明している。
にもかかわらず、シーズン序盤は圧倒的な強さを発揮していたレッドブルが過去9戦で3勝しかできていないのは、このルール変更に対応したせいなのではないかという憶測が広がった。
フェルスタッペンは開幕5戦で4勝をマークしており、勝利を逃したオーストラリアGPをブレーキトラブルでリタイアしていなければ、開幕5連勝を飾っていた可能性がある。リタイアの原因がブレーキトラブルだったことも、憶測に拍車をかけている。
今週末のオランダGPを前にmotorsport.comからルール変更について質問されたフェルスタッペンは、次のように答えた。
「それがどこから来たものかは分からない。僕たちもクルマにそんなものは積んでいないから、正直なところ心配はしていないよ」
2024年にレッドブルがそのようなシステムを搭載してマシンを走らせたことがあるかと質問されたフェルスタッペンは、「ない」と答えている。
フェルスタッペンはまた、レッドブルが夏休み中に今季マシンRB20の状態を全面的に評価し直したことを認めた。以前は支配的だったポジションを失ったレッドブルが、2024年に再びワールドタイトルを獲得できるポテンシャルがあるかどうかを理解するためだ。
「もちろん、それ(見直し)をしたよ。そのために全力を尽くしている。今週末にはその答えが見えてくるだろう」
「そこから前進して、まだ何が見つけられるか、マシンのどこを改善できるかを見ていくよ」
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは最近、シーズン開幕以来チームがマシンをダウングレードしていると発言した。
フェルスタッペンはこれについて「そうではない」と答えた。
「でももちろん、たくさんのことを分析して、そこからどう調整するかを考える。そのプロセスはここザントフールトから始まるんだ」
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ワールドチャンピオンを 連勝してしまっては、今更 真実は言えないw