■メルセデスの中核セダンが全面刷新 “斬新”テールランプは賛否も
メルセデス・ベンツ日本は、2024年1月12日に開催中の「東京オートサロン2024」で新型「Eクラス」を日本初公開しました。
メルセデス・ベンツの中核をなすモデルがジャパンプレミアを迎えたということで、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。
【画像】「えっ…!」 これが「メルセデスの最新モデル」です!(48枚)
Eクラスはメルセデス・ベンツの中型セダンで、源流となるW136型を含めると80年近くもラインナップされる代表的なモデルとなっています。
世界累計1600万台を販売し、4ドアセダンや5ドアステーションワゴンだけでなく、クーペやカブリオレ、リムジンといったボディタイプも展開するなど、世界各国のさまざまな需要に対応してきました。
なお、歴代モデルでは「ミディアム・クラス」という名称が用いられていましたが、1993年にEクラスと名称を変更しています。
今回7年ぶりの刷新を経て登場した新型(W214)は、Eクラスとしては6代目、W136型から数えて11代目にあたります。今回も、4ドアセダンと5ドアステーションワゴンが引き続き設定されます。
内外装とパワートレインを一新し、全車電動化を果たすとともに、センターディスプレイと助手席ディスプレイを一体化した、最新のエンターテインメントシステム「MBUX」を採用しました。
ボディサイズは全長4960mm×全幅1880mm×全高1470-1485mm、ホイールベースは2960mmです(いずれもセダン標準モデル)。
エクステリアは、ヘッドライトとグリルをつなぐブラックパネルを装備し、Eクラスの伝統と電気自動車「EQ」シリーズ共通のデザインを取り入れたほか、3Dデザインのフロントグリルを採用。
リアは、内部にスリーポインテッドスターのモチーフをあしらった斬新なデザインのテールランプを装備しました。
インテリアは、インパネの運転席から助手席まで1枚構造となった超大型ディスプレイ「MBUXスーパースクリーン」を設定。さらにインパネからドアトリムまで一体化した近未来なデザインを採用しました。
最新のマルチインフォテインメントシステム「MBUX」は第3世代となり、3D映像を見ることできる「3Dコックピットディスプレイ」、実際の景色と案内表示を組み合わせる「ARナビゲーション」、音声アシスタント「Hi, Mercedes」などが採用されました。
また、サードパーティ製アプリへの対応などが図られ、さらなる機能拡張が図られました。
先進運転支援システムでは、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱防止支援、ブラインドスポットアシストなどを含む最新の「インテリジェントドライブ」を採用しました。
パワートレインは、ガソリンもしくはディーゼルエンジンにISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせるマイルドハイブリッド、もしくはプラグインハイブリッドが用意されます。
このうち、日本向けとしては2リッターガソリンターボエンジン+ISGの「E200」、同エンジン+129馬力モーターの「E350e」、2リッターディーゼルターボエンジン+ISGの「E220d」が投入されます。
そんな新型Eクラスについて、SNSなどでは東京オートサロン2024来場者をはじめ、さまざまなコメントが寄せられました。
「新型めちゃくちゃカッケーやん」「W213のイメージを継承しつつさらにモダンになった印象。清潔で好感度高し」「めっちゃエレガントじゃね?」など、エクステリアデザインについて評価する意見が寄せられました。
その一方で、「テールランプがベンツマークって…」「存在感出そうとしてるのか奇抜な外装デザインが…」「このライトデザインを“違和感なく見られる”日が来るのか?」など、主にテールランプについては賛否が分かれているようです。
そのほか、「内装が豪華ですごい」「お見事、全てが完成度が高い」「最後のICEモデルか…」など、内装やパッケージを評価するコメントや、内燃機関搭載車の最終モデルになるのではないかと推察する人もいるようです。
※ ※ ※
新型Eクラスの価格(消費税込)は894万円から988万円に設定されています。
発表当日より予約受付を開始し、2月に発売予定となっています。
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