レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1日本GPの予選で圧巻のアタックを見せ、ポールポジションを獲得。2番手のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に0.581秒差をつける抜群のパフォーマンスだった。
前戦シンガポールGPでは大苦戦し、連勝記録が途絶えたレッドブルとフェルスタッペンだったが、そうした不調は1戦限りだったとその走りで証明した形だ。
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最近の技術指令が発効するタイミング、すなわちフレキシブルウイングとフレキシブルフロアに関する取り締まりが強化されるタイミングとレッドブルの不調が重なったことから、レッドブルが何らかのトリックを使っていたのではないかという疑問の声も挙がっていた。
しかしレッドブル曰く、シンガポールGPで悩まされた問題は、日本GPで全く再発していないという。フェルスタッペンも、3回のフリー走行すべてでトップタイムを記録。走り出しから好調をキープした。
フェルスタッペンは、今回のポールポジション獲得によりそうした悪い噂は一掃されたと考えており、シンガポールGPでの雪辱を果たすべく気合が入っていると語った。
「良くない週末があった。そうすると当然『全ては技術指令(で取り締まりが強化されたこと)による影響だ』と人々は語り始める。そういう人たちを黙らせることができたと思う」
「僕としてはここで良い週末を過ごして、自分たちが強いということを確認しようと気合いが入っていたんだ」
予選を振り返ったフェルスタッペンは、Q1最初のアタックを1分29秒012で終えた後、レースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼから1分28秒台のタイムが狙えると指摘されていたと明かした。
フェルスタッペンもまだ余力があることを認め、Q3ラストアタックではセクター1で0.1秒、続くふたつのセクターでも少しずつタイムを更新。まさにランビアーゼの言ったように、1分28秒877を叩き出して見せた。
「(ランビアーゼが)僕に1分28秒台ならナイスだと言ってきた。だから僕は『心配しないで、全力で行くよ』と言った。彼は『ああ、でもクラッシュしないでくれよ?』と返してきた」
「『僕もそんなことはしたくない』と答えたけど、まだ数ヵ所少し(マージンが)残っていると分かっていた。それを整理しようとしたのがうまくいったんだ」
「走り出しからすぐに、ドライビングをとても楽しめた。予測しやすいマシンだったし、それが最も重要なんだ。予選で走れば走るほど良くなっていった」
「FP3の後、マクラーレンがかなり近づいていると感じたけど、小さなアジャストが幸運なことにうまくいって、それが助けになったと思う」
「セクター1では、クルマに自信が持てればよりプッシュできるようになる。それが予選で起こったことなんだ」
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みんなのコメント
全盛期のセナやミハエルよりも飛び抜けているんじゃないか?