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ロッテラー、痛恨ミスで逆転優勝のチャンス逃すも好調を確信「残りの5レースもいけるはず!」|フォーミュラEベルリン

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ロッテラー、痛恨ミスで逆転優勝のチャンス逃すも好調を確信「残りの5レースもいけるはず!」|フォーミュラEベルリン

 ベルリンのテンペルホーフ空港で6連戦を行ないシーズンのフィナーレを迎える予定のフォーミュラE。その1レース目ではポルシェのアンドレ・ロッテラーは2位でレースを終えたが、今後の連戦に向けて好感触をつかんだようだ。

 3番グリッドからスタートしたロッテラーは、後方からセバスチャン・ブエミ(日産・e.ダムス)に迫られながらもポジションをキープ。しかし、DSテチータのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタとジャン-エリック・ベルニュの2台には一気に差をつけられる形となった。

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 ただ、他車のクラッシュによりセーフティカーが出動したことにより、その差が帳消しに。リスタート後もロッテラーはDSテチータ勢に食らいつき、18周目にはパワーが上乗せされるアタックモードを起動するため、ターン5のアウト側に設けられたアクティベーションゾーン通過を試みた。

 しかし、ロッテラーは3つあるセンサーのうち、ひとつを通過することができなかった。これにより彼はタイムをロスしたばかりか、35kWのパワーアップが得られなかった。

 ロッテラーはその後ポジションを下げたものの、2番手を走っていたベルニュが急激にペースダウンし20番手までポジションを落とした。その後、ファイナルラップでサム・バード(ヴァージン)をオーバーテイクし、ダ・コスタから5.5秒遅れの2位でフィニッシュした。

 ロッテラーは、ミスがなければ間違いなく優勝を争うことができたはずだと語った。

「2位は素晴らしいが、アタックモードを起動できなかったことで難しい状況に陥ったので複雑だ」

「それによって多くのタイムをロスしたので、リカバリーに多くのエネルギーを使わなくてはならなかった。うまく何とかうまくエネルギーの管理ができた」

「今日はクルマが素晴らしかったから、その問題がなければ、アントニオに挑戦するチャンスがあったと思う」

 ベルニュのペースダウンについて、ロッテラーは次のように付け加えた。

「彼はペースを失い始めたようだったので、追い越すのはそれほど難しくなかった。彼は守っていたけど、僕の今日のクルマはエネルギー的にかなり優れていた。最終ラップでも(バードを)パスすることができたので、とても興奮した」

 新型コロナウイルスにより、フォーミュラEは158日間ものシーズン中断を余儀なくされた。しかし今季から同選手権に参戦しているポルシェは、この期間にこれまでのレースを振り返りデータを分析することができたという。

「チームにとって良い結果だった。特に今年のチャンピオンシップにおいて、ポルシェが新しいチームであることを忘れてはいけない。僕たちは、より豊富な経験を持つチームと戦っているんだ。そのため、最初の5レースで得た貴重なデータを、すべて生産的に活用できたので、このブレイクは僕たちにとってある意味で良かったんだ」

「今日はすべてが揃ったような感じだった。この後のレースも、僕たちは良いポジションにつけるはずだ」

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