3つのカメラによるリアビューシステム
text:Will Trinkwon(ウィル・ティンクウォン)
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アストン マーティンとアメリカの自動車部品メーカーであるジェンテックス社は、今後アストン マーティンに使われるカメラベースのリアビューシステムを開発した。
ジェンテックス社とアストン マーティンは、ラスベガスで開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)でプロトタイプを披露した。
ドライバーが、車両周辺の人やクルマを感知する能力を劇的に向上させる新技術について説明した。
カメラ・モニタリング・システム(CMS)は、車両の両側面と背面を映すために3つのカメラを使用する。
ドアミラーとルーフ上にあるカメラの映像を、ディスプレイ付きのルームミラーに映し出す。
アストン マーティンは、この新システムがどのモデルに搭載されるのかまだ明らかにしていない。
ルームミラーを装備していない、ヴァルキリーなどのハイパーカーに装備される可能性が高いようだ。
プロトタイプがCESでのデモ用にDBSスーパーレッジェーラに搭載されているので、この車にも装備される可能性がある。
CMSの開発では、アストン マーティンがスタイリングとエンジニアリングを主導し、ジェンテックス社はカメラシステム、画像処理ソフトウェア、ディスプレイ内臓ミラーを開発した。
ドアミラーは、ジェンテックス社とミラーメーカーのルマテック社が開発した。
通常のミラーとしても使える
ジェンテックス社の最高技術責任者ニール・ベームは、「アストン マーティンが選んだソリューションはハイブリッドCMSテクノロジーです。クルマには側面用のカメラと通常のミラーの両方が組み込まれます。このハイブリッドソリューションは、自動車メーカー、ドライバー、安全性、およびグローバルな規制要件を満たすように設計されているため、実用的で包括的なソリューションであると考えています」とコメントした。
アストン マーティンのチーフ・マーケティング・オフィサーである、シモン・スプロールは次のようにいう。
「ジェンテックス社の開発の目標は、世界中のお客様のためにアストン マーティンのドライビング・エクスペリエンスを豊かにする、独自のCMSソリューションにすることです」
CMSの重要な点は、ジェンテックス社のフル・ディスプレイ・ミラー(FDM)で、これは通常の自動防眩式ミラーとしても使える。
FDMはアストン マーティンDBS GTザガートで使用されている。
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みんなのコメント
(カーメイトの数百円の補助ミラーで済むことっすね)