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創業50周年を迎えるトムスは例年よりも展示エリアを拡大して東京オートサロン2024に出展

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創業50周年を迎えるトムスは例年よりも展示エリアを拡大して東京オートサロン2024に出展

 トヨタのオフィシャルチューナーとして、モータースポーツ事業/自動車用品事業/デザイン事業を手がけるトムス(TOM'S)は2023年12月27日、2024年1月12日から14日にかけて千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロン2024の出展概要を発表した。

 トムスは2024年に創業50周年を迎える。この節目に当たり、トムスは例年よりも展示エリアを拡大して東京オートサロン2024に出展。車両は6台を展示し、さらに50周年を記念したロゴ入りのウェア&グッズや福袋の販売、スペシャルゲストを招いてのトークショー、TOM'Sアテンダントによる撮影会などの実施を予定している。

トムスが多様な拡張性を踏まえたGR86のベースコンプリートカーを発表

 注目の展示車両を紹介していこう。

 まず、デザインコンセプトに「self-satisfaction」を掲げたアルファード。個人のこだわりを大切にし、他とは異なる独自性を表現するデザインを採用したカスタマイズモデルで、押し出しの強いフェイスや圧倒的な存在感を備えたエアロパーツ、足もとを際立たせる鍛造アルミホイールなどを装備している。

 次に、2023年開催の米国SEMAショーとジャパンモビリティショー2023に出展して大きな話題を集めたTOM'S GRカローラ Type TK。WRC(世界ラリー選手権)ドライバーの勝田貴元選手がプロデュースしたカスタムモデルで、WRCマシンのスタイリングをGRカローラに重ね合わせたいという勝田選手のこだわり、そしてWRCドライバーとしての熱い想いを、レース事業やパーツ開発で培ってきたトムスの高い技術力を用いて具現化する。車両デザインは機能的かつアグレッシブな造形で仕立て、フロント部にはエンジンやブレーキなどの冷却効率向上を狙って開口部を拡大した専用バンパーを装備。さらに、大型カナードとサイドフィンを追加することで様々な路面状況でも安定した操縦性を実現できるようチューニングした。一方、リアビューでは5本出しマフラーのトムスバレルを配備。トムスバレル専用のリアディフューザーと相まって、排気効率の大幅な向上を成し遂げる。全体の空力バランスの引き上げを図るサイドディフューザーやリアルーフウィングも組み込んだ。

 3台目は、オリジナルの雰囲気を残しつつ、トムスならではのスポーツマインドをプラスしたレクサスIS500。専用デザインのウェットカーボン製スタイリングパーツセット(フロントディフューザー+ サイドディフューザー+リアアンダーディフューザー+リアバンパーサイドウィン+トランクリッドスポイラー)やエキゾーストシステムのトムスバレル、電子スロットルコントローラ「L.T.S. III」、エアクリーナー「スーパーラムII」、ブレーキシステム「TOM'S×brembo」などを配備している。

 4台目は、センチュリーに続くトムス流ショーファーカーの新たな提案となるレクサスLM。コンセプトは「不易流行」で、世界中のショーファーカーの概念を変えるLM500hをさらに上質にし、オーナーの好みに合わせた心地良い移動空間を提供するモデルに仕立てている。

 5台目は、「ハイブリッドレーシング」をコンセプトに据えたカスタマイズモデルのプリウス。専用デザインのエアロパーツやアルミホイールなどを採用して、トムスならではのスポーティかつ上質なハイブリッドカーを創出する。

 そして6台目は、TOM'S初のレストモッド車両の80スープラ。「THE SPORTS OF TOYOTA」のキャッチを掲げて登場したA80型系の4代目スープラをレストアするとともに、トムス流のカスタマイズを施した極上の名車を、オートサロンで披露する。

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