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トヨタ、ハイエースが改良 自動ブレーキ搭載。ディーゼル車にはランクルプラドも採用の新世代ユニット

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トヨタ、ハイエースが改良 自動ブレーキ搭載。ディーゼル車にはランクルプラドも採用の新世代ユニット

ハイエースの次の改良はフルモデルチェンジか、それとももう一度マイチェンか。ニューモデルに対するそんな噂や期待が高まっていたなか、トヨタ自動車から公式にハイエース改良が発表された。その内容はマイチェン。予測された先進安全装備「Toyota Safety Sense P」の搭載を中心とした部分改良だ。

まず先進安全装備「Toyota Safety Sense P」について。こちらはバン、ワゴン、コミューターを問わずに採用された。「P」が示す通り、歩行者保護に対応したもので、ミリ波レーダーと単眼カメラの2つのセンサーにより、高い認識性能を実現している。

また今回の改良のもう1つ大きなトピックが、ディーゼル車に2.8リッタークリーンディーゼルエンジン「1GD-FTV」と、6速オートマチックが採用されたこと。1GD-FTVは排ガスのクリーン化と低燃費、力強い走りが追求された新世代ユニット。ランドクルーザープラドにも搭載されている。

この新エンジンの搭載によりディーゼルモデルは従来モデル比で1.6km/Lから1km/Lの燃費向上を実現している。なお、ワゴンはこれまで通り2.7リッターガソリン車のみ。1GD-FTVはバンとコミューターGLにのみ設定される。

このほかの変更点としては、車両の安定性を確保するVSCとTRC、および坂道発進時に車両のずり落ちを一定時間抑えるヒルスタートアシストコントロール、盗難防止に貢献するオートアラームが全車に標準装備され、機能が充実した。またボディカラーに、新色ベージュメタリックとラグジュアリーパールトーニング(オプション)が設定された。

ハイエースの発売は12月1日。価格はバンが240万5160円から370万4400円。ワゴンは281万4480円から391万0680円。コミューターは314万2800円から365万9040円。

なお東京・台場のメガウェブと、愛知県のトヨタ博物館では期間限定でハイエース50周年を記念した特別展示を予定している。

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