マツダの「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を採用した新世代商品のグローバル生産台数が、2015年11月末までに300万台を突破し、約305万台となった。
これは、2011年11月に広島の本社工場(広島市南区)で「マツダ CX-5」の生産を開始して以来、約4年での達成となる。
新世代商品に含まれるのは、「CX-5」、3代目「マツダ アテンザ(海外名:Mazda6)」、3代目「マツダ アクセラ(海外名:Mazda3)」、4代目「マツダ デミオ(海外名:Mazda2)」、「マツダ CX-3」、4代目「マツダ ロードスター(海外名:MX-5)」の6車種で、日本の広島と防府、タイ、中国、メキシコで生産を行っているほか、ロシア、ベトナム、マレーシアでも現地組み立てを行う。
マツダは、エンジンやトランスミッション、ボディ、シャシーなどのベース技術を徹底的に改良した「SKYACTIV技術」を、新世代商品の全ての車種に搭載。また、デザインにおいては、生物が見せる一瞬の動きの強さや美しさを表現したデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を各モデルに採用する。
さらに、「人間中心の設計思想」に基づいた運転環境を備えるほか、事故のリスクを最小限に抑える先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ アクティブセンス)」、などを搭載。
こうした新世代商品は、日本では4代目「ロードスター」などで「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を、3代目「アテンザ」が「RJC カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したほか、海外では4代目「デミオ」、4代目「ロードスター」、「CX-3」が、世界で最も権威のあるデザイン賞のひとつである「レッド・ドット:プロダクトデザイン2015」を受賞するなど、これまでに全世界で200以上の賞を獲得した。
そして、ロサンゼルスオートショーで世界初公開した新型3列ミッドサイズクロスオーバーSUV「マツダ CX-9」を、2016年春より北米から順次販売を開始する予定で、マツダはさらなる新世代商品のラインナップ強化を図る。
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