現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > メルセデス・ベンツは「GLE」の価格戦略的モデルを追加発売する

ここから本文です

メルセデス・ベンツは「GLE」の価格戦略的モデルを追加発売する

掲載 3
メルセデス・ベンツは「GLE」の価格戦略的モデルを追加発売する

メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・ベンツ GLEの価格を下げた戦略的なモデルを発売する。

「メルセデス・ベンツ GLE 300 d 4MATIC(ISG)」の装備を見直し、メーカー希望小売価格を1,268万円から1,147万円に変更。「GLE 450 d Sports 4MATIC (ISG) (SUV/Coupé)」の装備を厳選し、戦略的価格のグレード「GLE コア」を追加した。

“胸よ、さわげ”アルファロメオの新型SUV「アルファロメオ ジュニア」のジャパンプレミアが豪華ゲストを迎えて開催された

GLEの歴史メルセデス・ベンツの世界戦略において北米市場の拡大にはSUVが不可欠であったが、メルセデス・ベンツにはオフローダーのゲレンデヴァーゲン(Gクラス)しかなかった。そのゲレンデヴァーゲンは基本設計が軍用車両に起源することもあって、コンポーネンツを使いまわすことは不可能であったのである。

そこで、メルセデス・ベンツはドイツで設計開発して、アメリカ現地に工場を建造して生産することを決定した。それが1997年に発表されたアラバマ州タスカルーサ工場での「Mクラス/W163」生産である。

つまり、初代MクラスはプレミアムSUVのパイオニア的存在で、クロスカントリー的な4WDが独占していた北米マーケットにメルセデス・ベンツの上質感や先進性を持ち込んだのである(日本では1998年からML320を販売開始)。この初代Mクラスの後継モデルとして進化を遂げた「GLE」は、SUVの力強さとスポーティ性を表現したエクステリアデザイン、上質な内装、オン/オフロードでも優れた走行性能を発揮する「プレミアムSUV」だ。

2015年10月には名称を「GLE」に改め、EクラスファミリーのSUVとして位置づけられた。現行モデルでは、GLE全モデルが電動化を遂げ、より力強い走りと高効率な燃料消費を実現している。自然対話型インフォテインメントシステム「MBUX」や実用的な安全運転支援システムを標準装備とし、利便性も兼ね備えたモデルとなっている。

GLE 300 d 4MATIC (ISG)の特長「GLE 300 d」は今回、一部装備の変更を行ったことで、メーカー希望小売価格を1,268万 円(税込)から1,147 万円(税込)に120万円ほど低く設定。「プレミアム SUV」にふさわしいデザインや走行性能、インフォテインメントシステムは残しつつ魅力的な価格に設定し、購入し易いGLEのエントリーモデルとなっている。

メルセデス・ベンツ GLE 300 d 4MATIC (ISG)。GLE 300 d 4MATIC (ISG)のインテリア。従来の GLE 300 dから今回の主な変更点・標準仕様の乗車定員を7名から 5名に変更。「3列目シート」を有償オプションとして設定・「パノラミックスライディングルーフ」を標準装備から有償オプションに変更・「6ウェイパワーシート(2列目左右)」を標準装備から有償オプションに変更

新規ラインアップ「GLE 450 d 4MATIC Sports コア (ISG)」、「GLE 450 d 4MATIC クーペ Sports コア (ISG)」の特長

メルセデス・ベンツ GLE 450 d 4MATIC Sports Core (ISG)のインテリア。「GLE コア」は、GLEの主力モデルであるGLE 450 d 4MATIC Sports (ISG)の持つハイドライビング・パフォーマンスやAIRMATICサスペンションの乗り心地、3列シート(7名乗車)の利便性といったGLEの「コアバリュー」を残しながら、一部の装備内容を見直し、戦略的な価格を実現したGLEの新たなラインアップ。

メルセデス・ベンツ GLE 450 d 4MATIC Coupé Sports Core (ISG)ベースモデルとなるGLE 450 d 4MATIC Sports (ISG)から今回の主な変更点は以下 の通り。・AMGラインインテリアを廃止・「本革巻スポーツステアリング(ナッパレザー)」を「本革巻ステアリ ング(ナッパレザー)」に変更・「本革シート(本革/ナッパレザー)」を「レザーARTICO」シートに変更・「アンスラサイトオークウッドインテリアトリム」を「ブラウンウォールナットウッドインテリアトリム」に変更・「ドアクロージングサポーター」を廃止・外装色を7色から2色に厳選

メルセデス・ベンツ GLE 450 d 4MATIC Coupé Sports Core (ISG)のインテリア。パワートトレイン「GLE 300 d」のパワートレインは、2.0L 直列4気筒ディーゼルターボエンジン「OM654M」を搭載。エントリーモデルであるが最高出力は269PS、最大トルク 550N・mと十分なパワーと優れた燃料消費率を実現している。「GLE コア」は、3.0L 直列 6気筒ディーゼルターボエンジン「OM656M」を搭載。最高出力は367PS、最大トルク 750N・mと余裕を感じさせるパフォーマンスを発揮する。

両モデルには、ISGの技術が組み合わされ、最大15kWの追加出力と200N・m以上の追加トルクでディーゼルエンジンをサポート。ISGはエンジンとトランスミッションの間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねる。この電気モーターと「48V電気システム」により、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、約1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに充電する。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と力強い加速を実現。スターターが高出力な電気モーターとなり、エンジン始動時の振動を抑え、エンジンスタートおよびアイドリングストップ時の再スタートの快適性を向上。

また、アイドリング時には電気モーターの充電電流を調整して、エンジン回転数を低回転で安定に保つことが可能となり、効率性、快適性および静粛性に貢献している。加えて、このモーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるためのアシストも行う。このため、シフトチェンジに必要な時間が短縮され、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジを実現。

GLE(SUV/クーペ)の主な装備・アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(再発進機能付)・アクティブエマージェンシーストップアシスト・アクティブブレーキアシスト・緊急回避補助・アクティブレーンキーピングアシスト・ブラインドスポットアシスト

今回発売の各GLEモデルのメーカー希望小売価格(税込)は下記の通りである。「GLE 300 d 4MATIC (ISG)」=¥11,470,000(右ハンドル)。「GLE 450 d 4MATIC Sports コア(ISG)」=¥13,790,000(右ハンドル)。「GLE 450 d 4MATIC クーペ Sports コア(ISG)」=¥13,930,000(右ハンドル)。

Text:アウトビルトジャパンPhoto:メルセデス・ベンツ日本

文:AutoBild Japan
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

コンパクトでも広さは“ゴルフ級”! 2026年後半発売予定のフォルクスワーゲンの新モデル「ID.ポロ」の印象とは? “らしさ”満点の質実剛健な走りに期待大
コンパクトでも広さは“ゴルフ級”! 2026年後半発売予定のフォルクスワーゲンの新モデル「ID.ポロ」の印象とは? “らしさ”満点の質実剛健な走りに期待大
VAGUE
9年ぶり全面刷新! マツダ「新型“5人乗り”SUV」に問合せ“殺到”!? 黒が効いてる「精悍フォルム」×全長4.7m級で「ちょうどイイサイズ」! まもなく発売の“最量販”モデル「新型CX-5」販売店に寄せられた「期待の声」とは
9年ぶり全面刷新! マツダ「新型“5人乗り”SUV」に問合せ“殺到”!? 黒が効いてる「精悍フォルム」×全長4.7m級で「ちょうどイイサイズ」! まもなく発売の“最量販”モデル「新型CX-5」販売店に寄せられた「期待の声」とは
くるまのニュース
テーマは「馬」、MOMOが日本限定ステアリング「JAPAN YEAR モデル」を199本限定で発売
テーマは「馬」、MOMOが日本限定ステアリング「JAPAN YEAR モデル」を199本限定で発売
レスポンス
F1モナコGPはますます煌びやかに……ルイ・ヴィトンが2026年開催のタイトルスポンサーに決定。特製トランクケースも用意
F1モナコGPはますます煌びやかに……ルイ・ヴィトンが2026年開催のタイトルスポンサーに決定。特製トランクケースも用意
motorsport.com 日本版
ライトウェイトは不滅! 名門ケーターハムがHKSと手を組んで東京オートサロンにEVスポーツを出展とな!!
ライトウェイトは不滅! 名門ケーターハムがHKSと手を組んで東京オートサロンにEVスポーツを出展とな!!
ベストカーWeb
マーケティングAI社員「cars MANAGER」、LINE連携機能に「リッチメニュー」追加…24時間365日サービス予約が可能に
マーケティングAI社員「cars MANAGER」、LINE連携機能に「リッチメニュー」追加…24時間365日サービス予約が可能に
レスポンス
「1億8000万円のカスタム車!?」「実在しないって何?」ポルシェ ルーフ/シンガーの特級カスタム2台!
「1億8000万円のカスタム車!?」「実在しないって何?」ポルシェ ルーフ/シンガーの特級カスタム2台!
WEBヤングマシン
ウイリアムズF1のボウルズ代表、レース復帰戦でクラス優勝! ガルフ12時間で総合でも10位
ウイリアムズF1のボウルズ代表、レース復帰戦でクラス優勝! ガルフ12時間で総合でも10位
motorsport.com 日本版
BMWが中古車セールス顧客満足度調査で首位、商談・契約・納車で高評価…J.D.パワージャパン
BMWが中古車セールス顧客満足度調査で首位、商談・契約・納車で高評価…J.D.パワージャパン
レスポンス
日本にも来春やってくる韓国Kiaの商用EVバンが快挙達成! 「PV5」がアジアメーカー初の「インターナショナル・バン・オブ・ザ・イヤー」を満場一致で受賞
日本にも来春やってくる韓国Kiaの商用EVバンが快挙達成! 「PV5」がアジアメーカー初の「インターナショナル・バン・オブ・ザ・イヤー」を満場一致で受賞
THE EV TIMES
特定技能外国人トラックドライバー、インドネシアで免許取得を事前支援…キャレオスが新サービス
特定技能外国人トラックドライバー、インドネシアで免許取得を事前支援…キャレオスが新サービス
レスポンス
頂点まであと一歩。ウイリアムズ育成ブラウニング、F2卒業→SF転向でF1への“最終準備”か?「自分の将来には納得している」
頂点まであと一歩。ウイリアムズ育成ブラウニング、F2卒業→SF転向でF1への“最終準備”か?「自分の将来には納得している」
motorsport.com 日本版
JALが「北米への新路線」検討中! トランプ・ショックなのに拡大に踏み切るワケ 行先はどこだ!?
JALが「北米への新路線」検討中! トランプ・ショックなのに拡大に踏み切るワケ 行先はどこだ!?
乗りものニュース
全長3.7m! トヨタ新型「ちいさな“SUV”」斬新すぎて“反響殺到”!「完全に軽自動車キラーだ…」「マジで買います!」の声も! “走り”の「GRスポーツ仕様」にも期待の「新型アイゴX」欧州発売へ!
全長3.7m! トヨタ新型「ちいさな“SUV”」斬新すぎて“反響殺到”!「完全に軽自動車キラーだ…」「マジで買います!」の声も! “走り”の「GRスポーツ仕様」にも期待の「新型アイゴX」欧州発売へ!
くるまのニュース
量子コンピューター時代に備える、自動車向け次世代公開鍵基盤ソリューション発表…アウトクリプト
量子コンピューター時代に備える、自動車向け次世代公開鍵基盤ソリューション発表…アウトクリプト
レスポンス
全然あり!! 100万円台でも“おじさん臭さ”ゼロな「渋カッコいい」中古車5選
全然あり!! 100万円台でも“おじさん臭さ”ゼロな「渋カッコいい」中古車5選
ベストカーWeb
日本レース写真家協会、2025年のJRPAアワード大賞に豊田章男氏を選出。特別賞はスポーツランドSUGOに
日本レース写真家協会、2025年のJRPAアワード大賞に豊田章男氏を選出。特別賞はスポーツランドSUGOに
AUTOSPORT web
NASCAR独占禁止法訴訟で和解成立。多くの関係者が出廷し証言「もっと早く成立していればよかった」
NASCAR独占禁止法訴訟で和解成立。多くの関係者が出廷し証言「もっと早く成立していればよかった」
AUTOSPORT web

みんなのコメント

3件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1584 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

178 . 0万円 295 . 0万円

中古車を検索
AMG Mクラスの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1584 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

178 . 0万円 295 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村