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全長4.9mの新スポーツバック/アバント アウディ新型「A6」に後輪駆動のエントリーモデルが欧州で追加 気になる価格とは

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全長4.9mの新スポーツバック/アバント アウディ新型「A6」に後輪駆動のエントリーモデルが欧州で追加 気になる価格とは

後輪駆動と4WDのベースモデルの予約注文を開始

 独アウディAGは2024年10月29日、新型「A6 e-tron(A6イートロン)」にエントリーレベルのモデルを追加、発表しました。

【画像】6代目に進化したアウディ新型「A6」を写真で見る(38枚)

 A6は、アウディのEセグメント(アッパーミドルサイズ)で、初代は1994年に登場した歴史あるモデルです。今回登場した新型モデルで6代目となります。

 新型A6は、2024年7月に「A6スポーツバックe-tron」および「A6アバントe-tron」として世界初公開したモデルです。

 ボディサイズは全長4928mm×全幅1923mm×全高1455mm−1501mm(スポーツバック)、ホイールベースは2950mmという大柄なサイズとなっています。

 アウディはモデルレンジの拡大に伴い、2024年から車名の規則を再構築しています。今後、電気自動車(EV)は偶数、内燃エンジンモデルは奇数で表示することになるといいます。

 新型「A6 e-tron」は、e-tronの車名が示すとおり電気自動車(EV)となります。

 2021年に開催された上海モーターショーでデビューした「A6 e-tronコンセプト」の市販バージョンで、ポルシェと共同開発した次世代プレミアムEV専用の「PPEプラットフォーム」を使った第2弾モデルとして登場しました。

 コンセプトモデルだった当時はスポーツバックのみの展示でしたが、新型A6の市販化にあたってはスポーツバック(4ドアクーペ)に加えて、アバント(ワゴンボディ)も登場しました。

 注目はその空気抵抗係数(Cd値)で、A6 e-tronは数々の細部にわたる最適化により優れた空力性能が実現され、スポーツバックはCd値0.20、アバントもCd値0.24と、このセグメントで最高のモデルの1台となっているのが特徴です。

 世界初公開された際には、システム出力270kW(367馬力)のモーターを備えたパフォーマンスモデル「A6スポーツバックe-tron パフォーマンス」、および高性能モデルのクワトロモデル「S6 e-tron」が発表されましたが、今回登場したのはエントリーレベルの後輪駆動モデル、およびクワトロ(4WD)モデルです。

 後輪駆動の新型A6 e-tronは、システム出力210KW(285馬力)で、ローンチコントロール使用時は240kW(326馬力)モーターを搭載。0−100km/h加速は6.0秒というパフォーマンスを発揮します。

 バッテリーは総容量83kWh(ネット75.8kWh)で、一充電での総走行距離はA6スポーツバックe-tronで最大627km、A6アバントe-tronで最大598kmとなっています。また800V技術と最大225kWの急速充電能力により、わずか10分の充電でスポーツバックでは最大260km、アバントでは最大245km走行が可能です。

 4輪駆動のA6 e-tronクワトロは、システム出力315kW(428馬力。ローンチコントロール使用時は340kW)を発生、0−100km/h加速は4.5秒となっています。

 また搭載バッテリーの総容量は100kWh(ネット94.9kWh)で、270kWのHPC充電ステーションの場合、充電10分でスポーツバックの場合は最大290km、アバントでは280kmの走行が可能となっています。一充電での航続可能距離は最大716kmです。

※ ※ ※

 欧州市場では現在注文が可能で、後輪駆動のA6 e-tronはスポーツバックが6万2800ユーロ(約1042万円。ドイツの付加価値税VAT19%込、補助金含まず。以下同)、アバントが6万4450ユーロ(約1070万円)、A6 e-tronクワトロはスポーツバックが7万9800ユーロ(約1325万円)、アバントが8万1450ユーロ(約1351万円)となっています。

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みんなのコメント

1件
  • tos********
    上下2段に分かれたランプはBMWの7シリーズを思わせる。ただ、車全体を見たときの”こなれ感”はアウディが圧倒的に高い。それだけBMWのデザインが醜悪なんだろうね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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