バルテリ・ボッタスは、2024年の早い段階からアウディとの契約交渉を開始するつもりだと明かした。
アウディは2026年からのパワーユニットサプライヤーとしてF1に新規参戦することとなっており、ボッタスの所属先であるザウバーの買収を進めている。ゆくゆくはアウディのワークスチームとしてグリッドに並ぶこととなる。
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ザウバーは2023年までアルファロメオがそのネーミングライツを有し、アルファロメオF1チームとして活動していた。しかし契約は満了。2024年からアウディが合流する2026年までの2年間は、ステークF1チームとして活動することとなった。
一方でボッタスはメルセデス時代に10勝を挙げて、2022年からアルファロメオに加入。チームが1年の契約延長オプションを施行し、2024年に満了を迎える。
motorsport.comの独占インタビューに応じたボッタスは、2025年もザウバーにとどまることになれば、2026年以降に向けてアウディのシートを得られる可能性が高いと語った。
F1での将来について、ボッタスは次のように語った。
「F1は僕にとってのナンバーワンだ」
「いずれ表彰台(を争うポジション)に戻りたいというハングリー精神は変わらない。アウディのプロジェクトが次なるチャンスになるかもしれない」
ボッタスは、現時点で2026年のシートについてアウディ経営陣との正式な話し合いを行なっていないものの、2024年の早い時期に話し合いを始めることが優先事項だと説明した。
ボッタスは次のように続ける。
「僕の理解では、彼らは今年(2024年)の早い時期に何年か先のことを決めるつもりらしい。だから、まだこれからだね。第1四半期には話し合いを行なうつもりだ」
また仮にアウディとの契約交渉が決裂した場合、2026年には37歳となるボッタスは、F1残留を目指して他チームとの交渉を開始するという。しかしボッタスの“第一志望”は現在のザウバーにとどまり、アウディのワークスドライバーとなることだと明言した。
アウディが他のドライバーを探すならば、自身も他チームの状況を見ることになるのでは? と尋ねられたボッタスは次のように答えた。
「もちろん、そうするよ。それについては正直でいたい」
「アウディの一員になることが最優先で、僕の希望だ。でも、もし何かしらの理由でそうならないなら、絶対に(他チームと)話をするだろうね」
「僕はこのスポーツでまだやり残したことがあるような気がしているからね」
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