米フォードは、11月5日~8日に開催されたSEMAショーに、著名TVタレント、ジェイ・レノと共同でレストアした1968年式「ブロンコ」を出展した。
眩いラスベガスのショー会場に佇む50年前のSUV。しかし、このブロンコはクラシックカーファンにとってはパーフェクトな1台だろう。何しろ外観は当時のまま、中身は最新のエンジニアリングの結晶へと置き換えられているのだ。
ベースとなったのは、カーガイとして知られるレノのガレージに眠っていた半世紀前のブロンコ。そもそもこの骨董品は、同じくTV司会者として知られるクレイグ・ファーガソンが、長寿番組の終了を労うジョークとしてレノへプレゼントした1台だった。もっとも、収集家のレノにとって68年式ブロンコは、農作業からプロムナードへのエスコートまでこなす当時の米国文化を象徴するアイコン。ジョークなどではなく実にうれしいギフトだったというわけで、今回のSEMAショーを機に完璧なレストアへ取り組むこととなった。
ここで単なるオリジナルの再現を目指さないのがレノらしいところ。モダンなハンドリング、パフォーマンス、ブレーキングを備えたクラシックブロンコを駆ることで、60年代と現代、双方のベストカーを同時に体験するのが彼の狙いなのだ。シンボリックなのはエンジンで、ボンネット下には最新の「マスタング・シェルビー GT500」から移植された700馬力オーバーの5.2L V8スーパーチャージドユニットが収まる。骨格となるシャシーはブロンコのエキスパート、キンサー・シャシーが手掛け、サスペンションやディスクブレーキ、さらにはドライブシャフトなど細部まで全て現代のハイエンド製品にリプレイスされた。
メカニカルな面のみならず、エクステリアやインテリアも印象とは裏腹に完全なアップデート済み。ボディパネルはシートメタルから新規製作され、LGE-CTS・モータースポーツが組み立てを実施。インテリアもパーフォレーション加工された本革が贅沢に用いられており、ソニー製のオーディオも新たにインストールされている。
このブロンコ、詳細はYouTubeの「Jay Leno’s Garage(https://www.youtube.com/user/JayLenosGarage/)」で発表されるとのことだから、興味のある人は要チェックだ。
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