MotoGP第16戦日本GPのMoto2クラス決勝がツインリンクもてぎで行われ、ルカ・マリーニ(SKY Racing Team VR46)がポールトゥウィンを飾った。長島哲太(ONEXOX TKKR SAG Team)はオープニングラップの転倒によりリタイアだった。
土曜日はウエットコンディションでセッションが行われた今年のMotoGP日本GP。決勝日は一転して日差しが差し込み、ドライコンディションとなった。
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ポールポジションを獲得したのはマリーニ。2番手のアウグスト・フェルナンデス(FLEXBOX HP 40)以下に1秒以上を差をつけるスーパーラップだった。フロントロウ3番手にはロレンソ・バルダッサーリ(FLEXBOX HP 40)、4番手はポイントリーダーのアレックス・マルケス(EG 0,0 Marc VDS)となった。
グリッドに向かうためにコースインした16番グリッドの長島だったが、トラブルがあったのかマシンを押してピットに戻ってきてしまった。その後メカニックが慌ただしく作業を行った結果、長島は最後尾でウォームアップラップに合流することができた。
レースはマリーニが好スタートを切り、先頭で1コーナーを抜けた。長島はスタート直後にルーカス・トゥロビッチ(Kiefer Racing)とラインが交錯し転倒。マシンを再始動させようとするが、それは叶わずリタイアとなってしまった。
序盤はマリーニの後ろにバルダッサーリがピタリとつけ、3番手のソムキャット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)が様子を伺うという展開となった。
2コーナーでブラッド・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)が体勢を崩し、ふらついたところにサム・ロウズ(Federal Oil Gresini Moto2)が接触。ロウズはダメージがあったようで、ここでリタイアとなってしまった。
マルケスは最終コーナーで体勢を崩したが、なんとか持ちこたえた。ウエット路面で行われた土曜日のフリー走行3回目でも同じようなシーンがあったが、その時も彼は“神業”で転倒を回避した。
6周目、シャビ・ビエルへ(EG 0,0 Marc VDS)とイケル・レクオーナ(monday.com American Racing)が転倒。9周目には長島のチームメイトであるレミー・ガードナーも転倒するなど、レースは波乱の様相となった。
7番手スタートのトーマス・ルティ(Dynavolt Intact GP)が2番手に浮上。11周目にマリーニの前に立ちトップとなった。3番手にバルダッサーリが続き、4番手以下を引き離し始めた。
ルティとマリーニはコンマ5秒前後のギャップで走行し、つかず離れずの展開に。一方で3番手のバルダッサーリは離されてしまった。4番手以下はホルヘ・マルティン(Red Bull KTM Ajo)、ホルヘ・ナヴァッロ(Beta Tools Speed Up)、マルケス、マルセル・シュロッター(Dynavolt Intact GP)らの争いとなった。
ルティとマリーニの差は残り5周で約コンマ1秒にまで縮まった。一方で3番手のバルダッサーリにはマルティンが接近。優勝、そして表彰台をかけた争いが激化していく。
残り2周のS字でマリーニがルティの前に立ち、首位を奪い返した。そしてスパートをかけてそのまま逃げ切り、トップでチェッカーを受けた。これでマリーニはタイGPに続き2連勝。チェッカー後はルティと健闘を讃えあった。
そしてマルティンはバルダッサーリを交わして自身初の表彰台となった。前戦タイでは自己最高リザルトの6位を記録していたが、それを大幅に更新した。
なお、ポイントリーダーのマルケスは6位に終わった。このレースで2位となったルティがフェルナンデスを逆転してランキング2番手となったが、マルケスとの差は3レースを残して36ポイントと、依然として大きい。
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