マクラーレンは、F1第9戦トスカーナGPのフリー走行1回目に、新たなノーズをカルロス・サインツJr.のマシンに搭載した。
このノーズは、メルセデスが先鞭をつけたデザインと近い形状になっており、フロントウイングのピラーはノーズの下に移動している。これに伴って、ノーズ後方へと伸びるケープもより高く、より後ろに移動している。
【動画】2020年F1第9戦トスカーナGPフリー走行1回目ハイライト
これは実験的なパーツだったようで、僅かな時間しか使用されなかったが、チームはフロービズペイントを使い、ノーズ周辺の気流を確認していた。
フロントノーズの形状を変更した場合、チームは新たにクラッシュテストを受け、それに合格する必要が出てくる。主要なマシンパーツは9月30日の期限で開発凍結されるため、チームはそれまでに方向性を決めなくてはならない。
マクラーレンのアンドレアス・ザイドル代表は、このパーツが風洞テストでは良好な結果を残しており、実戦投入するかを判断するために実走行データを確認する必要があったと示唆した。
「風洞で良い方向性を見つけたので、単純にデータを集めたいんだ」
「今シーズン後半にそれをトラックに持ち込むかどうかを決める前に、まず実際に走行して確認をしたかったんだ」
ザイドルは、このノーズをレースで使用する準備はまだできていないと語ったが、上手くいけば数戦後に新ノーズを実戦投入することができるという。
「まだ、それを使ってレースできる状態ではない。今回は風洞で得られた結果と比較するデータを得るための、本当に試験的なテストだった。そのデータを見て、最終的な決定をする」
「テストの結果がポジティブなものなら、2~3レース後にそれをトラックに持ち込むことができるはずだ。新たなノーズを使用することで、十分な向上があることを願っている」
来季はシャシーの主要コンポーネントの開発が凍結されるが、空力パーツのアップデートは行なうことができる。マクラーレンはすでに来季を見据えた開発を進めており、タイヤへの負荷軽減を目的とした新規定のフロアをすでにベルギーGPのFP1でテストしている。
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