フォルクスワーゲンは3月6日に開幕するジュネーブモーターショーに、コンセプトカー「I.D.VIZZION(I.D.ヴィジョン)」を出展すると明らかにした。I.D.ヴィジョンは、フォルクスワーゲンの未来のパーソナルモビリティへの取り組みをかたちにしたもの。フォルクスワーゲンの未来の高級車の方向性を示す重要な役割を持つ。
I.D.ヴィジョンは、フォルクスワーゲンが新たに展開を予定しているI.D.シリーズの一員となるモデル。I.D.シリーズとは、ゴルフクラスのコンパクトな電気自動車から完全な自動運転機能を搭載したプレミアムクラスのサルーンまでを含む電動車両シリーズ。これまでにもコンセプトカーが発表されており、I.D.ヴィジョンは4番目の車種となる。
2020年から市販されるVWの電気自動車3兄弟に一気乗りする
I.D.ヴィジョンには、ステアリングホイールやその他の操作類が一切存在しない。完全なる自動運転を実現しているためだ。車載のアシスタントシステムが運転、操作、ナビゲーションを自動的に行い、乗員はボイスコントロールやジェスチャーコントロールによりクルマとコミュニケーションをとりながら目的地まで安全・快適に移動できる。移動中は何をするのも自由。時間を有効に使えることが将来の高級車のひとつの価値となりそうだ。
ボディの全長は5.11mとフルサイズセダンの大きさ。システム最高出力は225kW(約306hp)を誇り、最高速度は180km/hとされる。111kWhの大容量リチウムイオン電池を搭載することで、最大665kmの航続距離を実現しているという。
フォルクスワーゲンは、2025年までに20車種以上の電気自動車の導入を計画しており、I.D.シリーズは2020年に発売予定のコンパクトカー「I.D.」を皮切りに、SUVの「I.D. CROZZ(クロス)」、ミニバンタイプの「I.D. BUZZ(バズ)」などの登場が予定されている。それに今回I.D.ヴィジョンが加わり、いよいよ高級サルーンの未来像が見え始めてきた。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?