現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > ”新時代”最初の一歩! アキュラの60号車がデイトナ24時間を制す。キャデラックと激戦

ここから本文です

”新時代”最初の一歩! アキュラの60号車がデイトナ24時間を制す。キャデラックと激戦

掲載
”新時代”最初の一歩! アキュラの60号車がデイトナ24時間を制す。キャデラックと激戦

 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕戦、第61回デイトナ24時間レースは、メイヤー・シャンク・レーシングのアキュラARX-06(トム・ブロンクビスト/コリン・ブラウン/エリオ・カストロネベス/シモン・パジェノー組)が新生GTPクラスを制した。

 FIA世界耐久選手権(WEC)のハイパーカークラスにも参戦が可能なLMDh車両のデビュー戦となった今回のデイトナ24時間。ポルシェやアキュラ、BMW、キャデラックがLMDh車両を投入した。

■LMDh最初の予選は、アキュラ対ポルシェ! 僅差でアキュラ60号車に軍配上がる|IMSAデイトナ24時間

 速さだけではなく、耐久戦や信頼性が問われる耐久レース。決勝レースの早い段階で25号車BMW MハイブリッドV8や7号車ポルシェ963がトラブルを抱えて上位戦線から離脱する中、ポールポジションからスタートした60号車がレースを引っ張っていった。

 60号車はレース折り返しの時点で総合首位に立っていたが、ピットでエンジンカバーを開けて作業を実施。この時、同じアキュラARX-06を走らせるウェイン・テイラー・レーシングの10号車もピットイン。この2台はオイルシステムのトラブルに見舞われたようだ。

 しかし、5番手でレースに復帰した60号車の速さは健在。パジェノーの走りでトップ争いに舞い戻ると、キャデラックの01号車V-LMDhを追いかけた。

 キャデラックはチップ・ガナッシ・レーシングが走らせる01号車、02号車が一時ワンツー体制を築くなど順調にレースを進めていたが、ウェーレン・エンジニアリング・レーシングの31号車にはギヤボックストラブルが発生。ガレージで修復作業を行なった結果、16周遅れとなった。

 その後トラブルなく走っていたポルシェの6号車がコースオフ。ボディにダメージを負ってしまい、カウルの交換で3周遅れに。これでリードラップに残っているのはキャデラックの2台、アキュラ60号車のみとなった。

 しばらくアンダーグリーンでレースが進んだものの、20時間が経過したところでこのレース9度目のコーションが出され、トップ3が接近。リスタート後にパジェノーがトップに踊り出ることに成功した。

 ポルシェの6号車がコース上にストップするなど、コーションが続いたことで周回遅れになっていたアキュラの10号車もリードラップに復帰。優勝候補に再び加わると2番手まで浮上、チームこそ違えどアキュラ勢のワンツーとなった。

 レース終盤にもトラブルが相次ぎ、最後のリスタートはレース残り30分というところ。キャデラックの2台が3番手を争う中で、60号車はリードを広げていった。

 そのまま快走を続けた60号車は、783周を走ってトップチェッカー。10号車とのワンツーフィニッシュを決めた。3位にはキャデラック01号車が入った。

 4位に02号車、5位にギヤボックストラブルに見舞われたキャデラック31号車が続いた。BMWは24号車が15周遅れの6位、ポルシェは7号車が34周遅れの総合14位が最上位となった。

こんな記事も読まれています

村民の力で蘇った昭和のボンネットバス! 熊本県・山江村の宝物マロン号がロマンの塊だった
村民の力で蘇った昭和のボンネットバス! 熊本県・山江村の宝物マロン号がロマンの塊だった
WEB CARTOP
道東道直結の“新道”がついに完成! 高速道路開通と同時に国道「8.8kmバイパス」の残り区間が拡幅
道東道直結の“新道”がついに完成! 高速道路開通と同時に国道「8.8kmバイパス」の残り区間が拡幅
乗りものニュース
[サウンドユニット・選択のキモ]メインユニット編…交換する意義を考える!
[サウンドユニット・選択のキモ]メインユニット編…交換する意義を考える!
レスポンス
【F1分析】速いチームがコロコロ変わる。実に難解だったラスベガスGP。鍵はもちろん”タイヤの使い方”だけど……
【F1分析】速いチームがコロコロ変わる。実に難解だったラスベガスGP。鍵はもちろん”タイヤの使い方”だけど……
motorsport.com 日本版
フェルスタッペンが4年連続F1チャンピオンに輝く。メルセデスがワンツー飾る【第22戦決勝レポート】
フェルスタッペンが4年連続F1チャンピオンに輝く。メルセデスがワンツー飾る【第22戦決勝レポート】
AUTOSPORT web
“3、4番手”のマシンでもタイトル獲得。フェルスタッペンの底知れぬ才能にマルコ博士も絶賛「彼の実力だけで勝ったレースが4つほどあった」
“3、4番手”のマシンでもタイトル獲得。フェルスタッペンの底知れぬ才能にマルコ博士も絶賛「彼の実力だけで勝ったレースが4つほどあった」
motorsport.com 日本版
日産「“タフ顔”SUV」がスゴイ! 唯一無二の「ターボエンジン」×センターマフラーが超カッコイイ! めちゃゴツゴツ仕様の「“最新版”エクストレイル」米国カスタムモデルとは
日産「“タフ顔”SUV」がスゴイ! 唯一無二の「ターボエンジン」×センターマフラーが超カッコイイ! めちゃゴツゴツ仕様の「“最新版”エクストレイル」米国カスタムモデルとは
くるまのニュース
ランドローバーから美しいセドナレッドをボディカラーに採用した限定モデル「ディフェンダー110 セドナエディション」が登場
ランドローバーから美しいセドナレッドをボディカラーに採用した限定モデル「ディフェンダー110 セドナエディション」が登場
@DIME
ラリージャパンで完走できなければ、2025年WRC参戦はなかった……勝田貴元が明かす厳命「来年は”勝ちに行っていい”と言われるように」
ラリージャパンで完走できなければ、2025年WRC参戦はなかった……勝田貴元が明かす厳命「来年は”勝ちに行っていい”と言われるように」
motorsport.com 日本版
ブリッツ、『GRヤリス』専用キャンバー調整機能付きフロントピロアッパーマウント発売
ブリッツ、『GRヤリス』専用キャンバー調整機能付きフロントピロアッパーマウント発売
レスポンス
トヨタ、最終日に大逆転で4連覇。ヌービルは悲願の初戴冠【ラリージャパン 最終日レポート】
トヨタ、最終日に大逆転で4連覇。ヌービルは悲願の初戴冠【ラリージャパン 最終日レポート】
AUTOSPORT web
『頭文字D』カラーで日本の峠最速に。グリアジンがWRC2完勝「しげの先生にありがとうと伝えたい」
『頭文字D』カラーで日本の峠最速に。グリアジンがWRC2完勝「しげの先生にありがとうと伝えたい」
AUTOSPORT web
マツダ「RX-8」じゃない斬新「ロータリースポーツカー」がスゴイ! リトラ風“奇抜ヘッドライト”&ガバっと開く“画期的ドア”採用! 謎の「エボルブ」とは?
マツダ「RX-8」じゃない斬新「ロータリースポーツカー」がスゴイ! リトラ風“奇抜ヘッドライト”&ガバっと開く“画期的ドア”採用! 謎の「エボルブ」とは?
くるまのニュース
高性能な「ディフェンダーOCTA」初の一般公開! 盛況のランドローバー公式イベントに“秘密兵器”あり!! 大都市の真ん中で「悪路走行」を満喫
高性能な「ディフェンダーOCTA」初の一般公開! 盛況のランドローバー公式イベントに“秘密兵器”あり!! 大都市の真ん中で「悪路走行」を満喫
VAGUE
【最終結果】2024年WRC第13戦ラリー・ジャパン パワーステージ後
【最終結果】2024年WRC第13戦ラリー・ジャパン パワーステージ後
AUTOSPORT web
トヨタ『ランドクルーザー』リコール…ドライブシャフト不良、走行不可能になる恐れ
トヨタ『ランドクルーザー』リコール…ドライブシャフト不良、走行不可能になる恐れ
レスポンス
スバルブルーのスポーティ&正統派コスチューム! SUPER GTで「SUBARU BRZ R&D SPORT」をサポートする「BREEZE」のメンバーをご紹介
スバルブルーのスポーティ&正統派コスチューム! SUPER GTで「SUBARU BRZ R&D SPORT」をサポートする「BREEZE」のメンバーをご紹介
Auto Messe Web
F1第22戦、ラッセルが今季2勝目、フェルスタペンは5位入賞で4年連続チャンピオンを確定【ラスベガスGP 決勝】
F1第22戦、ラッセルが今季2勝目、フェルスタペンは5位入賞で4年連続チャンピオンを確定【ラスベガスGP 決勝】
Webモーターマガジン

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村