マクラーレンは石油会社のガルフオイルとスポンサー契約を締結したと発表。象徴的な同オイルのロゴが、F1マシンに掲げられることとなった。
昨年からF1の中団グループ内で存在感を増し、今季は既に開幕戦でランド・ノリスが表彰台を獲得するなど、明るい話題が続いているマクラーレン。彼らがかつてレースをともにしたガルフオイルと再びスポンサー契約を結ぶのではないかという情報は、既に先週末から当サイトでも報じていたが、正式に発表されることとなった。
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マクラーレンは昨年末、ブラジルの石油会社ペトロブラスとのスポンサー契約を終了していたため、新たなスポンサーを探していたと見られる。
ガルフのロゴはF1マシンのエンジンカウル及びミラーに配されており、31日から始まるF1イギリスGPから使用されることになる。なおドライバーとクルーのスーツにもロゴが入る予定だ。
今回の契約締結に際し、マクラーレンCEOのザク・ブラウンは次のようにコメントを寄せた。
「ガルフがマクラーレンへ戻ってくることを歓迎し、ふたつの象徴的なブランドが新たにエキサイティングなパートナーシップを共にできることを嬉しく思う」
「ガルフはマクラーレンの歴史の一部であり、彼らは業界でイノベーションと卓越した技術によって非常によく知られている。それはマクラーレンと完全に一致している。我々はこのパートナーシップを今シーズンから開始できることを楽しみにしている」
またガルフオイルのマイク・ジョーンズCEOは次のようにコメントを寄せた。
「ガルフブランドをエリートモータースポーツへ復帰させる、素晴らしくエキサイティングなパートナーシップだ」
「ガルフとマクラーレンが過去に成し遂げてきたことを物語る歴史書は、驚くべき物語に満ちている。今、我々はこのユニークなパートナーシップの次なる章を記すために、再び手をとったのだ」
ガルフは1960年代にはF1やスポーツカー選手権『Can-Am』でブルース・マクラーレンをサポートし、1990年代にはガルフ・マクラーレンF1 GTRがル・マン24時間レースなどで活躍。モータースポーツ界において最も有名なスポンサーロゴのひとつと言える。
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