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カーボンの装飾をあれこれつけると軽く100万円超えに!【吉田由美のスーパースポーツ驚愕オプション紹介】フェラーリF8トリブート編

掲載 更新 33
カーボンの装飾をあれこれつけると軽く100万円超えに!【吉田由美のスーパースポーツ驚愕オプション紹介】フェラーリF8トリブート編

フェラーリにしては意外とオプションが控えめ!?

そういえば最近、ご無沙汰のフェラーリ。というかスーパースポーツカー自体ご無沙汰だったかも!?
いえ、実際はそうでもないのですが……、いまはスポーツカーやラグジュアリーカーブランドもSUVの時代。そのせいか、久しぶりのフェラーリは新鮮です☆

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そんなフェラーリの注目モデルがこちらの「F8トリブート」です。

488GTBの後継モデルで、3.9L直噴V8ツインターボエンジンを搭載してまして、フェラーリのV8エンジンとしてはトップの最高出力720psを発生しつつ、最高速も340km/hを叩き出します。

このF8トリブートで特徴的なのは、歴代フェラーリをリスペクトしたデザインやアイコンが、随所に使われているところなんですね。
リアウインドウは「F40」の樹脂製のエンジンフードを纏い、リアフェンダーのエアインテークや丸目のテールランプは「308GTB」がモチーフで、シートはステッチが特徴的な「365GTB/4」などなど、見る人が見れば「懐かしい~」と思う人もいるかもしれません。

そしてそんなフェラーリに、より個性を与えるのがやっぱり「オプション」の世界です。

今回取材した「フェラーリF8トリブート」は新車価格3328万円+31個のオプションの合計578万2000円。

しかもそのリストは、フロントのラゲッジールームの中にあるプレートに刻まれているんです。さすが! フェラーリ。ここまでやるんですね~。
でも、途中でオプションを増やしたいときは、プレートに追加されるのでしょうか?




 

オプションリストをもらいましたが、不思議なのは「0円」が6つもある!
それが「ブラック・ブレーキ・キャリパー」、「カーボンファイバーのエンジンカバー」、そして「フロントパーキングセンサー」、「スクーデリアフェラーリのロゴ」、「エアコンの吹き出し口まわりの赤いリング」、「ボンネット上のブラックマット」。単にこれは標準装備の範囲内ということなのかもしれません。この中で気になったのは「エアコンの吹き出しまわりの赤いリング」。もしこれがほかのものもあって選べるのであれば、わざわざ表記しなくてもいいような気がしなくもありませんが。「スクーデリア・フェラーリのロゴ」も、これも当然0円でしょ(笑)




では、オプションの大物(?)から見てみると、最も高価なのが「フォージド・ホイールGR.コルサ・ダイヤモンド」。つまり艶消しダイヤモンド加工のホイール。しかしこれは、もちろんお値段67万2000円で高いけど、意外とお値打ち価格なのかも。そもそもフェラーリのホイールって高いので。

続いてお値段が高いのが運転席周りのLED付きカーボンファイバーで63万円。と思ったら、センターコンソールとダッシュボードにもカーボンが使われていて、それぞれ別々に表示。合計金額はなんと142万8000円。そう考えると、エンジンカバーのカーボンファイバーが0円なのは意外。というか基本性能を上げるために必要なものとして使用しているのであれば、良心的なのかも!? ちなみにそちらはカーボン以外の選択肢はあるのかが気になる~。




インテリアでもう一つ目につくのは「アルカンターラ」。ダッシュボード下、棚の下、センタートンネル、シートのトリム、ドアの内側などを‘くるむ’という表現がピッタリ。6か所の合計756000円。確かに肉厚感がしっかりあるけど、高いのよね~。




そしてフェラーリは助手席の人も放置しません! 助手席でもでも速度や回転数がわかる「パッセンジャー・ディスプレイ」を装備していて、これにはGセンサーまでついています。むしろスピードなど、見えないほうが良い場合もあるかもしれませんが、それはお好みで。

オーディオも「プレミアム HIFIシステム」で51万8000円。スピーカーはフロント部分やドアなどに埋め込んでいて、後部には置かないようにしているのは後ろはエンジンからの音を聞かせるように残しているのかも。




一方でやっぱりの価格としては、サスペンションリフター。こちら42万円ですが、フェラーリのような車高の低いスポーツカーでも普段使いで使いやすくするという意味もあると思うので、これはもしかしたらあったほうが良いかも。実際にリフトアップしている様子を外から見ましたが、目視でわかるぐらいしっかり変わっています。クルマを止める際や、勾配のある駐車場からの出し入れ時にも使えるかも。




駐車時にフロント&リアは周りはセンサーで感知してくれています。確かにクルマまわり、決して視界が良いとは言えませんから。ちなみにリアカメラが22万4000円。フロントのセンサーは前にお伝えした通り0円です。




飛び石防止のためのフィルムもありますが、こちらは40万6000円。うーん。また、カーブを曲がるときにハンドル操作に合わせてヘッドライトの向きが変わる「ASFシステム」を搭載してまして、こちらが42万円です。




「デイトナ・レーシングシート」は10万5000円で意外と安いと思ったら、シート単体だけでステッチ関係は別料金。ヘッドレストの跳ね馬マークは21万円で、シートのレザーストライプが14万円。一番驚いたのは、シートの高さを調整する「シートリフター」が7万円!! レーシングシートなのでそこにリフターをつけるのがなかなか難しいのかもしれませんし、ドライビングポジションをより合わせやすくすることができるとはいえ、結構なお値段ですね。むしろこれは0円でお願いしたいところです。




と、今回はこんな感じですが、フェラーリマークがつくとやっぱり凄い金額ですね! オプションの総額578万2000円なので車一台、しかもなかなかいい車が買えてしまいますが、自分のフェラーリにオプション名まで書かれる特別感。そういう演出もお上手です。

●取材協力=フェラーリジャパン https://www.ferrari.com/ja-JP




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みんなのコメント

33件
  • エンジンルーム カーボンは日本仕様が標準装備なだけで、本国はオプション。0円表示なのは最初から、本体価格に入っているから。それでも表示されるのは世界基準ではオプションなので、OPリストには記載されるから。
     カーボンパーツを入れれば、そのほか平凡なオプション選択でも基本的に500万のオプションが通常。少し多くて800-1000.テイラーメイドプログラムまで行くと1200 そんなイメージ。
  • 個人的にアラフィフにもなってグラビアアイドルのようにスーパーカーの前でポーズとるのは痛いと思うけど、熟女好きに一定の需要があることも否定できない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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