F1ロシアGPでハースのケビン・マグヌッセンは、ターン2でオーバーランした後、エスケープゾーンに設置されたふたつのボラードを通ってコースに戻らなかったとして、5秒のタイムペナルティを科された。その結果、彼は8位から9位に順位を落とした。
フィニッシュ直後、マグヌッセンとチーム代表のギュンター・シュタイナーは無線でやりとりを行なった。その中でシュタイナーは「愚かなスチュワードがいなければマグヌッセンは8位だった」といった旨を発言をしており、物議を醸していた。
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無論、この発言をFIAは好意的に受け取っていなかった。しかし、ロシアGP終了後には“ハースチームのあるメンバー”がサーキットを既に離れていたこと、そしてひとりのスチュワードとの“対立の可能性”があったことから、調査は見送られた。
最終的にこの問題に対処する権限は日本GPのスチュワードに委ねられていたが、シュタイナーは同GP期間中の11日(金)、トム・クリステンセンをはじめとする審査団に召喚された。
シュタイナーはヒアリングの中で、ロシアGPでの発言が特定の人物に向けて発せられたものであったことを認め、異議を唱えなかった。よってスチュワードは、シュタイナーに対して7500ユーロ(約89万円)の罰金を科すことを決定し、公式に発表した。
スチュワードの報告書によると、シュタイナーは「誤った言葉遣いをしたことを反省している」とのことで、「レース直後でヒートアップしていたため、あのような発言をしてしまった」と話しているという。またシュタイナーの発言が、今回のレース、そして選手権の信用を傷つける意図があった訳ではないことも確認されたようだ。
しかしながらスチュワードは「ロシアGPを担当したスチュワードに対する侮辱であり、品位の欠けた発言」であることを指摘。彼らはシュタイナーの発言がFIAオフィシャルを傷つけ、さらにはモータースポーツに対する印象を悪くしたと判断し、罰金を科したということのようだ。
報告書には次のように記されている。
「このような発言は、モータースポーツ全体、特にFIAへの評判を落とす」
「裁定に関して、スチュワードと個人的に議論することは、常に歓迎されるべきものである。しかし、公的に個人を攻撃することは完全に不適切であり、受け入れられない」
「今後のレースで再度このようなことがあった場合には、より厳しい制裁を、個人にとどまらずチームに対して科すことも検討しなければならない」
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