ルノー・ジャポンは、F1をはじめとするモータースポーツの車両開発で培ったノウハウと先進の技術が付与されたことで、さらに高いパフォーマンスを獲得した新型『ルノー・メガーヌ ルノー・スポール(R.S.)』の販売を全国のルノー正規販売店で開始している。
今モデルが3代目となるメガーヌR.S.は“激戦区”のCセグメント・ホットハッチ市場におけるベンチマークとなった先代モデルと同様に、ルノー・スポールが持つ技術力と情熱が注ぎ込まれたモデルだ。
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ルノー・スポール・カーズとルノー・スポール・レーシングが共同開発した1.8リッター新型直噴ターボエンジンを搭載する新型モデルには、前後輪すべてを操舵させる“4コントロール”が採用された。
リヤタイヤに最大2.7度の切れ角を与えるこのシステムによって、低速時には機敏な動きを実現するとともに、高速走行時にはコーナーリング中の安定性が飛躍的に向上するという。
この他、足回りではラリー仕込みのハイドロリック・コンプレッション・コントロール(HCC)を内蔵したダンパーを4輪すべてに装備することで、あらゆる路面状況のなかで常に最適なグリップと快適な乗り心地を両立。さらに、初代モデルから採用されるダブル・アクシス・ストラットサスペンション(DASS)は、新型が装着する19インチホイールに合わせるため新たに設計し直されている。
ルノーF1ドライバーでルノー・スポール・カーズのアンバサダーを務めるニコ・ヒュルケンベルグは「このクルマの開発に携わり、さらには新型メガーヌ ルノー・スポールのアンバサダーとして貢献できたことを誇りに思うよ」とコメント。
「新型メガーヌ ルノー・スポールを、さまざまなサーキット(モナコや、モンレリー、スパ・フランコルシャンなど)で走らせたが、その最新テクノロジーには感心したよ」
「4コントロールによって、コーナリング中の俊敏さと旋回安定性の両面が大きく改善している。この事実は、より優れたコーナリング特性を求めているすべてのドライバーにとって、まさに夢の実現といえるだろう。F1の世界で4コントロールの採用が禁止されているのがとても残念だよ」
パワートレインは前述の新型エンジンが最高279PSを発揮。最大トルクは390N・mに達する。
この大トルクに対応するために強化されたという電子制御6速AT(6EDC)はパドルシフトを使用することでMTに対して格段に速い変速操作が可能となる。なお、メガーヌR.Sに6EDCが採用されるのは今モデルが初めてだという。
このほかスポーツドライビングに対応する専用ブレーキディスク・キャリパー、R.Sデフ、ブリヂストン製専用スポーツタイヤに加えて、R.S.ドライブ、ローンチコントロール、マルチシフトダウンといったソフトウェアを備えた『ルノー・メガーヌR.S』は8月30日より全国のルノー正規販売店で発売されている。
スポーティな内外装にオランジュ・トニックメタリック、ブラン・ナクレメタリック、グリ・チタニアムメタリックという外装色3色を揃えた同モデルの価格は440万円(税込)だ。
■新型メガーヌ R.S. ドライビングアカデミー開催
ルノー・ジャポンは新型メガーヌR.S.の発売に合わせて、安全にドライビングスキルを身につけられるオーナー向けのドライビングレッスンを11月17日、富士スピードウェイ内の特設コースで開催する。
参加費無料のこのレッスンは、ルノー・スポールが持つ技術や機構についての理解を深める座学をおこなった後、実際にクルマをドライブし、新型メガーヌR.S.の性能を引き出しながら安全にドライビングを楽しむためのスキルを身につけることができるというものだ。
参加申し込みは9月28日~11月7日まで、ルノー・ジャポン公式ホームページ内申込サイト(https://www.avoc.com/cgi/entry_form.cgi?yrs)から可能だが、15名の定員に達し次第終了となるため、参加希望の方はお早めに。
またアカデミーの詳細は特設サイト(https://www.renault.jp/information/news/lp/meganers-driving-academy.html)をチェックしてほしい。
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