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【新型GLS 日本へ】メルセデス・ベンツ、今年の新モデル導入は? 新小型SUVも年内に

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【新型GLS 日本へ】メルセデス・ベンツ、今年の新モデル導入は? 新小型SUVも年内に

2020年 新型10車種を投入

text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)/AUTOCAR

【画像】新型GLSクラス どんなクルマ? 外観/内装【実車】 全104枚

メルセデス・ベンツ日本の年初恒例となった事業説明会が、報道関係者に向けて開催された。その場で上野金太郎社長から2020年の経営方針が語られた。

2020年は、約10車種の新型車が導入されるという。

MFA2(モジュラー・フロントドライブ・アーキテクチャー)を採用するモデルについては、新型Aクラス、Bクラス、CLAクラスを昨年送り出しているが、今年はこのプラットフォームを使ったSUVモデル2車種が導入され、合計で7モデルとなることがアナウンスされた。

また、今年もメルセデス・ベンツのSUV攻勢は続き、新型GLSクラスが上半期中の日本導入を予定していると述べられた(写真は昨年のNYショーで発表された新型GLS)。

さらにAMGの販売を牽引した「35」シリーズもラインナップが拡充される。

電動車 注目は?

このほか2020年には、CASE(ケース)戦略の推進に欠かせない電動モデルを続々と展開。

昨年発表されたEQC 400やE350 deの本格デリバリーが始まることに加え、新たな電動モデルの登場が予告された。

今年注目したいのが世界初の燃料電池プラグインハイブリッド車となる「GLC Fセル」で、使い勝手の良いゼロエミッションカーとなる。

日本では水素ステーションを展開するJXTGエネルギーと東京ガスと共に普及活動を進めてゆくと発表された。

なお、このほかのモデルについての具体的な発表は行われなかった。

会見会場には、昨年末に導入され未公開だったマイナーチェンジが行われたメルセデスAMG GTRと、パワートレインを1.5L直噴ターボ+BSG+48V電気システムに改めたC200ローレウス・エディションが展示された。

このほか現在のメルセデス・ベンツを象徴するEQC 400 4マティックとE350 de アバンギャルド・スポーツ、AMG GT 63 S 4マティック、AMG A35 4マティックエディション1、GLE 450 4マティック・スポーツも持ち込まれた。

販売体制を強化

2019年のメルセデス・ベンツは、グローバルでの新車販売が、過去最高となる233万9562台を記録。前年比101.3%となり、9年連続で販売記録を更新。4年連続でプレミアムカー・セグメントの首位となっている。

日本では6万6523台を販売し、純輸入車として5年連続で首位となると共にプレミアム・ブランドNo.1を獲得している。

国内販売については、消費税増税と秋に相次いだ自然災害の影響のほか、一部モデルの配車遅延というアクシデントもあり、前年比で98.5%に留まった。

会見では「2020年の新車販売台数は昨年同様の水準を維持してゆきたい」と述べられ、安定した販売を維持するために最新の販売店コンセプト「MAR2020」を取り入れた体験型ショールームを備える約10拠点の新規開設、移転・改装が予定されている。

また2020年はメルセデス・ベンツ車の国内保有台数が78万台を超えることから、2023年までに人員、施設を含むサービス・キャパシティを約16%拡大する計画も発表された。

これにより迅速で質の高いサービスの提供を目指すという。

認定中古車も強化

また中古車のマーケットについては、これまで「メルセデス・ベンツ 認定中古車」として展開してきたが、認知向上とさらなるブランド強化を目差し2020年1月から「メルセデス・ベンツ・サーティファイド」へと名称を変更した。

トレーニングを受けたメカニックによる最大100項目の点検整備が行われた高品質の車両と、充実したサービスの提供がなされる。

2020年は新たに約10拠点のサーティファイド・センターが開設され、一部には工場も併設され顧客の利便性を高める取り組みも行われる。

モータースポーツを始め様々なカテゴリーの選手をサポートするメルセデス・ベンツ日本だが、新たにプロゴルファーの稲見萌寧選手をサポートすることが発表され、会場に姿を見せてフォトセッションに参加した。

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みんなのコメント

2件
  • ベンツのラインナップ、もはや、クルマオタク以外には理解も判別も不能です。
    ベンツオーナーであっても、全然わかんなくなってるのが実態。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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