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本格フルゴネットの対抗馬、ついに登場。『プジョー・リフター Debut Edition』

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本格フルゴネットの対抗馬、ついに登場。『プジョー・リフター Debut Edition』

 かねてより日本市場導入が噂されていた待望の1台、後席スライドドアを持つMPV(マルチ・パーパス・ビークル)の『PEUGEOT RIFTER(プジョー・リフター)』が上陸。本格導入に先立ち、特別仕様車の“Debut Editionが設定され、10月19日よりオンラインでの予約注文受付が開始されている。

 フランス本国では古くから“フルゴネット”と呼ばれるこのジャンルは、商業車から派生したマルチパーパスモデルとして親しまれてきた。その優れたユーティリティ性能が豊かなライフスタイルを連想させるとして、この日本では先駆者となる『ルノー・カングー』が絶大な人気を博してきた。

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 そこに満を持して登場した新型『プジョー・リフター』は、堅牢さを感じさせつつシンプルなデザインを特徴とし、定評あるプラットフォーム『EMP2』を採用したことでユーザーのあらゆる利用状況に応えるだけの能力と耐久性を獲得している。

 そのパワートレインも現代的な水準のものとなり、先進の1.5リッター直列4気筒ターボチャージャー付きクリーンディーゼル、DV5(130PS/300Nm)に、こちらも最新世代電子制御8速オートマチックトランスミッションのEAT8をドッキング。プジョーの誇る悪路走破性向上デバイス“アドバンスド・グリップコントロール”も搭載し、路面状況に合わせてさまざまなアルゴリズムを組み合わせ、パワートレインやブレーキを統合制御する5つのモードを備えた。

 そして1878mmのたっぷりとした全高と両側スライドドア (手動)の内部に広がるインテリアとユーティリティは、運転席にプジョー独自のi-Cockpitを採用。上部から視認するアウターホイールメーターと、小径ステアリングに8インチのタッチディスプレイを備え、ドライバーにも優れたレイアウトとなっている。

 一方、リヤシートは6対4の分割可倒式となっており、長さ=奥行きは、5人乗り状態で1m、2人乗り状態で1.88m、助手席を倒せば最長2.7mの長尺に対応。5名乗車時でトノカバー下が597リッター、2列目シートを倒した最大積載状態では2126リッターとなり、現行プジョーで最大容積を持つ『5008』の1862リッターを大幅に上回る数値となっている(いずれも欧州VDA方式参考値)。

 さらに、巨大なリヤゲートはガラス部分のみを個別で開閉することが可能なリアオープニングガラスハッチとし、狭いエリアでもイージーアクセスが可能に。また、フレキシブルラゲッジトレイの高さをミドルポジションにすることで、ラゲッジスペースを上下に分割させることもでき、ガラスハッチとリアゲートで荷物を完全にセパレートし使い分けることが可能となっている。

 そしてプジョーの他車ラインアップでも人気を誇る“パノラミックルーフ”は、収納スペースを融合させた“マルチパノラミックルーフ”へと進化。フロントルーフに収納トレイを設け、さらに中央部にはBag in Roof(バッグ・イン・ルーフ)として最大14リッターまでのバッグが収納可能になった。

 夏場の温度上昇を和らげる電動サンシェードや、ルーフアーチ中央部には調整可能なムードライトを備え、リアシート頭上後方には容量約60リッターのリアシーリングボックスを配置するなど、細部にまでこだわった充実のユーテイリティ性能が備えられた。

 さらに最新世代モデルで先進安全支援機能(ADAS)の拡充に力を入れるプジョーでは、この『リフター』にもジャンル最高水準の装備を搭載し、完全停止対応の前車追従型アクティブクルーズコントロールを始め、アクティブセーフティブレーキ、レーンキープアシスト、ブラインドスポットモニター、インテリジェントハイビーム、トラフィックサインインフォメーション、フロント、バックソナー/ワイドバックアイカメラなど、充実の機能を誇っている。

 その他、AppleのCarPlayやGoogleのAndroid Autoに対応するミラースクリーンや、電子パーキング、国際共通規格のQi(チー)を採用したスマートフォンのワイヤレスチャージングも備え、価格は336万円。ボディカラーにディープブルー、メタリックコッパー、ビアンカホワイトの3色が用意されるDebut Editionのデリバリーは2020年1月以降となり、本格導入は同年Q3(第3四半期/10~12月)の予定となっている。
プジョーコール TEL:0120-840-240

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