11月5日、ブリヂストンは東京都小平市にある『Bridgestone Innovation Gallery(ブリヂストン・イノベーション・ギャラリー)』をリニューアルオープンさせ、その内容と新設された“モータースポーツギャラリー”の詳細を発表した。
モータースポーツはタイヤメーカーとしての“原点”であり、“極限への挑戦”と捉えるブリヂストン。2023年にモータースポーツ活動60周年を迎えた同社は『グローバルジャーニー』に再度踏み出し、2026年シーズンからABB FIAフォーミュラE世界選手権へのタイヤ供給を行うなど、サステナブルなグローバルモータースポーツ活動の強化を推進している。
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東京都小平市に位置するブリヂストン・イノベーション・ギャラリーは、同社のこれまでの歩みやDNA、事業活動、さらに未来に向けた活動などを紹介する企業博物館となっていたが、今回のリニューアルオープンによりモータースポーツ活動をさらに感じられる施設となった。
まず施設内のエントランスが大幅リニューアルされ、ブリヂストンのモータースポーツ活動の歩みを象徴する2台のフォーミュラカーが展示される。車両は1997年にブリヂストンがF1世界選手権に参戦するべく使用したタイヤ開発マシンと、ファイアストンのインディカー・シリーズ復活に向けたタイヤ開発時のカラーリング再現マシンの2台だ。
また、施設内には新たにモータースポーツギャラリーを新設。ここではブリヂストンのモータースポーツ活動60年の歩みが時系列で紹介されているほか、2008年にF1参戦200戦目を記念して特別製作されたタイヤなど、同社のモータースポーツの歴史を築いてきたタイヤの現物が展示されている。
さらにその先には、再生可能資源の拡充・資源の多様化を図るグアユール由来の天然ゴムを使用したインディカーのタイヤや、2026/2027年シーズンから単独タイヤサプライヤーとして参画するフォーミュラE選手権を視野に、サステナブルなグローバルモータースポーツを表現したコンセプトタイヤモデルなども展示が行われている。
ブリヂストンが「当社が挑戦するサステナブルなグローバルモータースポーツ活動を体感することができます」としているブリヂストン・イノベーション・ギャラリーの入館料は無料となっているので、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。詳細については公式サイト(https://www.bridgestone.co.jp/corporate/innovation_gallery/)まで。
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