現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 元F1ドライバーのモントーヤ、ベルギーGPの優勝候補にルクレールを挙げる。後半戦でのメルセデスの復調にも期待

ここから本文です

元F1ドライバーのモントーヤ、ベルギーGPの優勝候補にルクレールを挙げる。後半戦でのメルセデスの復調にも期待

掲載
元F1ドライバーのモントーヤ、ベルギーGPの優勝候補にルクレールを挙げる。後半戦でのメルセデスの復調にも期待

 7度のグランプリ優勝経験を持つ元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤは、今週末のF1第14戦ベルギーGPについて、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が優勝すると予想した。

 F1チームは、スパ・フランコルシャンでシーズンを再開する。チャンピオンシップ残り9戦のうちの1戦目だ。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、彼にとってふたつ目のホームレースに臨むにあたって、ドライバーズ選手権で2位に80ポイント差をつけて首位に立っているが、モントーヤはフェルスタッペンの直近のライバルであるシャルル・ルクレール(フェラーリ)がスパで完全優勝する方に賭けている。

F1タイトル争いでつまずいたフェラーリ。ルクレールはプレッシャーの影響を否定

「私はシャルルに賭けるだろう」とモントーヤは『VegasInsider』に語った。

「普段はこれまでのレースで優勝してきたマックスの大ファンだが、あのコースはフェラーリ向きのコースかもしれないと考えている。手ごわい高速コースだし、彼らには速いペースがある」

「ブダペストのようなコースもある。ブダペストは非常に難しく、難易度が高い。ラップタイムを出すのがとてもハードだ。一方のスパは、もっと簡単な流れになっている。はるかに楽にラップタイムが出せる。だからチェコ(セルジオ・ペレスの愛称)やマックスに合っていると思う」

「しかし今日賭けをするならば、おそらく私はフェラーリのシャルルに賭けるだろう」

 モントーヤは、今シーズンのフェラーリの失策と、それが原因となった大量失点があったことを認めた。しかしモントーヤは、フェラーリは今でもグリッドで最速のマシンを擁しているが、チームはマシンの優位性を完全に引き出せていないと考えている。

「フェラーリは最速のマシンを作り出したのに、それをうまく使いこなしていない」

「多くのミスがあったと言わざるを得ないし、誰もが不思議に思っている。『彼らはマシンをまとめ上げようとしているのか? そうできたら、マシンには十分な速さがあるのか?』とね」

「彼らが何をする必要があるのか、どのように取り組むべきかなのかを理解して把握し、もう少し優れた戦略を採れば、彼らは多くのレースで勝てるだろう」

「モナコや直近のハンガリーのレースや、さらに多くのレースを見てみると、『なんてことだ、彼らはこのレースを捨ててしまった。次のレースも、その次のレースもだ』と思うだろう」

「私の意見だが、彼らは決断を恐れているようだ。それが彼らを本当に苦しめていることだ」

 シーズン後半を見据えたモントーヤは、急進的なマシンコンセプトを貫くメルセデスは、うわさされる今後のアップグレードの助けも得て先頭集団に復帰し、レースで優勝できるかもしれないと考えている。

「うわさでは、メルセデスはかなり大規模なアップグレードを今後マシンに投入するということだ。もしそうならば、何が起きるか分かるだろう」

「メルセデスが彼らのマシン(コンセプト)にこだわり続けたのはとてもクールなことだ」

「誰もがレッドブルのやり方を見て、マシンについてレッドブルやフェラーリのような考え方をするようになった」

「メルセデスは自分たちのマシンの道を貫いた。それは非常に興味深いことだ」

関連タグ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【累計生産100万台を達成】三菱 インドネシアの生産拠点 2017年4月から生産開始で約50カ国へ輸出
【累計生産100万台を達成】三菱 インドネシアの生産拠点 2017年4月から生産開始で約50カ国へ輸出
AUTOCAR JAPAN
あの“マールボロ・マクラーレン”よりはるかに長い43年のスポンサーシップに幕。IMPUL星野一義総監督「カルソニックは俺の人生そのもの」
あの“マールボロ・マクラーレン”よりはるかに長い43年のスポンサーシップに幕。IMPUL星野一義総監督「カルソニックは俺の人生そのもの」
motorsport.com 日本版
【アメリカ】トヨタの「小型SUVコンセプト」がスゴかった! 全長4.3m級ボディに“ゴツ顔”採用! “次期FJクルーザー”ともいわれた「FT-4X」とは?
【アメリカ】トヨタの「小型SUVコンセプト」がスゴかった! 全長4.3m級ボディに“ゴツ顔”採用! “次期FJクルーザー”ともいわれた「FT-4X」とは?
くるまのニュース
チェックするタイミングはいつ!? バイクのチェーンとスプロケの点検頻度は?
チェックするタイミングはいつ!? バイクのチェーンとスプロケの点検頻度は?
バイクのニュース
【スポーティグレード追加】ノート・オーラに「オーテック・スポーツ・スペック」 走りをチューン
【スポーティグレード追加】ノート・オーラに「オーテック・スポーツ・スペック」 走りをチューン
AUTOCAR JAPAN
疲労を軽減する「インテリシート」オペルが開発、新型SUV2車種に採用へ
疲労を軽減する「インテリシート」オペルが開発、新型SUV2車種に採用へ
レスポンス
ヤマハの電動アシスト自転車『PAS』、2025年モデル「11車種の特徴と違い」を比較チェック!
ヤマハの電動アシスト自転車『PAS』、2025年モデル「11車種の特徴と違い」を比較チェック!
レスポンス
トヨタ アルファード、ヴェルファイアに6人乗りPHEVを新設定
トヨタ アルファード、ヴェルファイアに6人乗りPHEVを新設定
Auto Prove
BYD、佐賀県初の正規ディーラーをオープン
BYD、佐賀県初の正規ディーラーをオープン
レスポンス
どんな由来があるのか知ってる? バイクにまつわる専門用語
どんな由来があるのか知ってる? バイクにまつわる専門用語
バイクのニュース
モデリスタやば!! 新型アルファード専用エアロが鬼カッコいい件
モデリスタやば!! 新型アルファード専用エアロが鬼カッコいい件
ベストカーWeb
車のナンバー 謎の「2784」どんな意味? 読めたら「天才」! まるでパズルのような難解「語呂合わせナンバー」に込められた思いとは
車のナンバー 謎の「2784」どんな意味? 読めたら「天才」! まるでパズルのような難解「語呂合わせナンバー」に込められた思いとは
くるまのニュース
ホンダ青山ビル、建て替えで2025年5月に業務終了 新本社は2030年完成予定
ホンダ青山ビル、建て替えで2025年5月に業務終了 新本社は2030年完成予定
日刊自動車新聞
【TAS2025】スズキ 「SUZUKI BOOST GARAGE」をテーマに参考出品を含め7台を展示
【TAS2025】スズキ 「SUZUKI BOOST GARAGE」をテーマに参考出品を含め7台を展示
Auto Prove
トヨタ『MIRAI』が動力源の水素キッチンカー、汐留クリスマスマーケットに出店へ…12月21-22日
トヨタ『MIRAI』が動力源の水素キッチンカー、汐留クリスマスマーケットに出店へ…12月21-22日
レスポンス
ついに1000万円超えた、トヨタ『アルファード』『ヴェルファイア』に初のPHEV…510万円からの入門車も
ついに1000万円超えた、トヨタ『アルファード』『ヴェルファイア』に初のPHEV…510万円からの入門車も
レスポンス
とうとう1000万円超え!! 新型アルファード/ヴェルファイアが衝撃の姿に
とうとう1000万円超え!! 新型アルファード/ヴェルファイアが衝撃の姿に
ベストカーWeb
ホンダ新型「プレリュード」2025年登場へ! 新ハイブリッド搭載? 迫力エアロ仕様もあり!? 24年ぶり復活の「スペシャリティクーペ」どんなクルマになるのか
ホンダ新型「プレリュード」2025年登場へ! 新ハイブリッド搭載? 迫力エアロ仕様もあり!? 24年ぶり復活の「スペシャリティクーペ」どんなクルマになるのか
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村