FIA F2選手権第6ラウンドのレース1がアゼルバイジャンのバクー市街地サーキットで行なわれ、フレデリック・ベスティ(ARTグランプリ)が優勝した。
レース1はタイヤ交換義務のない、21周のスプリントレース。予選上位10台がリバースグリッドに並び、ポールポジションはジェイク・ヒューズ(VAR)。ベスティが2番手だ。
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DAMSの岩佐歩夢は13番手、ヴィルトゥオーシ・レーシングの佐藤万璃音は15番手からのスタートだ。
スタート直後に見せ場を作ったのは、3番手スタートのユアン・ダルバラ(プレマ)。ターン1ではベスティがホールショットを奪ったが、うまくコーナーを立ち上がったダルバラが3ワイドの最内を確保し、トップに立った。岩佐は12番手、佐藤は18番手で2周目に入った。
ダルバラは、DRSが使用可能になるまでに2番手ヒューズとの差を1.5秒ほどまで開くと、その後はヒューズとベスティが2番手を争ってバトルを展開。ダルバラはそれを尻目にリードを広げていった。
6周目にベスティがヒューズを攻略し、前に出たころにはダルバラのリードは4秒まで広がっていた。ベスティは隊列を抜け出しダルバラを追った一方で、ヒューズはペースが上がらず後続のマシンに次々とオーバーテイクを許した。
ベスティがペースを上げれば、ダルバラもそれに反応。なかなかギャップが3秒以下にならないまま、レースは後半に突入した。この頃には、ヒューズは為す術もない状態。11周目に岩佐にパスされ12番手に後退、その後もズルズルとポジションを落とした。
レースの展開に変化が起きたのは14周目。10番手を走っていたデニス・ハウガー(プレマ)が、前を走るテオ・プルシェール(ARTグランプリ)にターン3でオーバーテイクを仕掛けたものの、これは完全にオーバースピード。タイヤをロックさせ、ウォールに突き刺さってしまった。
これでセーフティカー(SC)が出動。ダルバラはリードを再び4秒ほどまで広げていたが、隊列が整理されリードはなくなった。岩佐は10番手、佐藤は14番手だ。
17周目、残り5周でレース再開。ダルバラは加速のタイミングをギリギリまで遅らせ、トップを維持してターン1に飛び込んだ。すると、エンツォ・フィッティパルティ(チャロウズ)とユーリ・ヴィップス(ハイテック)がターン2で交錯。フィッティパルティはエスケープゾーンで動けなくなってしまい、再度SC出動となった。佐藤はヴィップスをリスタートで交わし9番手、この2台の前に出ており、クラッシュに巻き込まれずに済んだ。
マシン回収はすぐに済み、19周目にリスタート。ダルバラはまたも、加速のタイミングをギリギリまで遅らせたが、ターン1へのブレーキングで痛恨のタイヤロック。ベスティに首位を明け渡してしまった。
すると、3番手を争っていたリチャード・フェルシュフォー(トライデント)がターン7でウォールに突き刺さってしまい、またもSC出動。ファイナルラップでレースが再開される、超スプリント勝負となった。
やり返すかのようにリスタートを焦らしたベスティは、トップをキープしたままターン1を通過。ダルバラはベスティを追う余力はなく、後続を抑えるので精一杯だった。
ベスティはそのまま逃げ切り、トップチェッカー。2位はダルバラ、3位はリアム・ローソンだった。
岩佐は終盤の混乱もあって順位を上げ8位。真後ろには、最初のSCでタイヤを変えたヒューズが迫っていたが、貴重な1ポイントを獲得した。
佐藤は、他車の後退もあって11番手で最後のリスタートを迎えたが、ターン1での多重クラッシュに巻き込まれリタイア。避けようがない危険なクラッシュだったが、幸い大事には至らなかったようだ。
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