29歳で人生初のフェラーリを購入した『GQ JAPAN』の編集部員のイナガキが、ひょんなことからまたフェラーリを購入した! はたして、2回目の“跳ね馬ライフ”はいかに?
屋根が開かない!
トヨタ ハイラックスの特別仕様車を見逃すな!──GQ新着カー
【前話を読む】納車から2週間が経った10月下旬に事件は起きた。
撮影のためにルーフを格納しようとしたところ、途中で止まってしまったのだ。スイッチをずっと押し続けてもうんともすんとも言わない。諦めて、ルーフを閉めようと再度スイッチを押すと動くではないか!
なんらかのエラーがたった1度起こってしまったのかもしれない……開閉スイッチをもう一度押して格納を試みるも、やはり途中で止まってしまう。全開が100%としたら、5%ほどしか開いていない。
結局、何度繰り返してもダメで、格納できなかった。それでも、モーターの作動音は聴こえるから、全システムがダウンしているわけではない。
もともと、オープンカーへの興味が薄れていただけに、ルーフが開閉しようがしまいが、あまり気にはならない。
が、納車2週間でルーフが開閉できなくなったのは気になる。なぜなら納車前点検として19万8000円が見積書に計上されたからだ。
納車前点検は筆者が強く望んだわけではない。交渉時に「総額1000万円以下であれば購入する」と伝えたところ、「特別お値引き」が115万8970円、そして「特別仕様/付属品」として40万2400円が計上されていた。後者に納車前点検が含まれていたのだ。納車前点検とは12カ月点検らしい。
筆者はかつて「360モデナ」に乗っていたため、正直、19万8000円はちょっと高いように感じた。しかも、正規ディーラーによる整備でもない。
「総額がおなじであれば購入するので、納車前点検の費用&内容を正規ディーラーが実施する12カ月点検と同水準とし、その分“特別お値引き”を減らせないのでしょうか?」
と、相談したものの、それはできないという。
こうしたやりとりを経た上で、ルーフの開閉機構のトラブルが発生したのだから、はたして19万8000円の整備内容はどうだったのだろうか。
トラブルを放っておくのも気持ちが悪いので、慌ててフェラーリ横浜サービスセンターに電話をした。
とはいえ、今は17時過ぎ。はたして、対応いただけるのか……運良く、高橋忠久工場長につながった! 30分以内に入庫できる旨を伝えたところ、確認可能とのこと。助かった! このままほかのトラブルが発生しないことを祈りつつ、愛車を走らせた。
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33歳、フェラーリを買う──Vol.1 転機はある日、突然やってくる29歳で人生初のフェラーリを購入した『GQ JAPAN』の編集部員のイナガキが、ひょんなことからまたフェラーリを購入した! はたして、2回目の“跳ね馬ライフ”はいかに?33歳、フェラーリを買う──Vol.2 そのフェラーリ、安くなりませんか?29歳で人生初のフェラーリを購入した『GQ JAPAN』の編集部員のイナガキが、ひょんなことからまたフェラーリを購入した! はたして、2回目の“跳ね馬ライフ”はいかに?33歳、フェラーリを買う──Vol.3 購入29歳で人生初のフェラーリを購入した『GQ JAPAN』の編集部員のイナガキが、ひょんなことからまたフェラーリを購入した! はたして、2回目の“跳ね馬ライフ”はいかに?原因フェラーリ横浜サービスセンターに到着後、原因は10分ほどで判明した。可動部分のグリスアップで何事もなかったかのようにスムーズに開閉したのだ。何度か試したものの、とくに異常はなし。万が一、重篤なトラブルだったら出費が嵩むところだっただけにひと安心。
訊くと、フェラーリ正規ディーラー整備の場合、12カ月点検でグリスアップは実施するそうだ。整備マニュアルで定められているらしい。
わがカリフォルニアも12カ月点検(納車前整備)を1カ月以内に受けている。そのときの点検でグリスアップがされていれば、開閉機構に今回のような異常が発生する可能性は限りなく低いそう。ちなみに、フェラーリ横浜サービスセンターの12カ月点検は12万1000円也。
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33歳、フェラーリを買う──Vol.4 フェラーリとローンとリセールバリュー29歳で人生初のフェラーリを購入した『GQ JAPAN』の編集部員のイナガキが、ひょんなことからまたフェラーリを購入した! はたして、2回目の“跳ね馬ライフ”はいかに?33歳、フェラーリを買う──Vol.5 納車29歳で人生初のフェラーリを購入した『GQ JAPAN』の編集部員のイナガキが、ひょんなことからまたフェラーリを購入した! はたして、2回目の“跳ね馬ライフ”はいかに?33歳、フェラーリを買う──Vol.6 スーパーカーと自動車保険29歳で人生初のフェラーリを購入した『GQ JAPAN』の編集部員のイナガキが、ひょんなことからまたフェラーリを購入した! はたして、2回目の“跳ね馬ライフ”はいかに?はたして購入先で支払った19万8000円の整備内容は妥当だったのか否か筆者はわからない。なぜなら整備とは、工賃もパーツ代もショップによってバラバラだからだ。とはいえ、正規ディーラーより約1.5倍も高いのは事実。2023年は中古車市場において、さまざまな“ビッグ”なコトがあった1年だったものの、まさか自分自身が、当事者として向き合うとは夢にも思っていなかった。
ちなみに今回を含む諸々の件は約2カ月後となる今年12月、購入先グループの別の人に相談したところ迅速に対応いただき無事解決。納得のいく形で着地したから結果オーライだ。
思うところはいろいろあるけれど、そんなモヤモヤも、ルーフを格納して走れば一瞬で吹き飛んだ。やっぱりルーフが開閉するのに越したことはない。あぁ、直ってよかった!
【過去記事】33歳、フェラーリを買うVol.1 転機はある日、突然やってくる
Vol.2 そのフェラーリ、安くなりませんか?
Vol.3 購入
Vol.4 フェラーリとローンとリセールバリュー
Vol.5 納車
Vol.6 スーパーカーと自動車保険
Vol.7 スーパーカーのタイヤ選び
Vol.8 カーナビ問題
Vol.9 実用的でなにが悪い!
Vol.10 21万7500円の効果
文と編集・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)
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みんなのコメント
ディーラーのは金額からして油、水含んで無さそうだし、アレコレ勧められて高額になるのよ
アナタは
鉄の心臓で点検だけで終わらせそうだけど
ディーラー以外で現状販売買ったらそうなるのよ