現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 中国初のホンダブランドEVはe:Nシリーズ! 「e:NS1」や「e:NP1」などを公開して中国での電動化戦略を発表

ここから本文です

中国初のホンダブランドEVはe:Nシリーズ! 「e:NS1」や「e:NP1」などを公開して中国での電動化戦略を発表

掲載 更新 2
中国初のホンダブランドEVはe:Nシリーズ! 「e:NS1」や「e:NP1」などを公開して中国での電動化戦略を発表

 この記事をまとめると

■ホンダが「中国電動化戦略発表会」をオンラインで開催

トヨタとホンダは欧州で勝負しない? 日本の3大メーカーの将来像をいまある情報から予測!

■電気自動車(EV)の市販予定モデル2車種とコンセプトモデル3車種を世界初公開

■交通事故死者ゼロに向けた中国での取り組みとして「ホンダ センシング 360」を発表

 中国で発表された次世代EV「e:Nシリーズ」

「人や社会の役に立ちたい」という想いを原点に、多彩なモビリティを通じて「生活の可能性が拡がる喜び」の提供に取り組んでいるホンダ。持続可能な社会の実現に向け、環境と安全には徹底したこだわりを見せており、今年4月には、中国を含む先進国でのEV・FCV販売比率を「2030年に40%、2035年に80%、2040年に100%」とする電動化目標を発表している。

 そんなホンダが、「中国電動化戦略発表会」をオンラインで開催。中国における環境と安全の新たな取り組みを発表するとともに、電気自動車(EV)の市販予定モデル2車種とコンセプトモデル3車種を世界初公開した。

 カーボンニュートラル実現に向けた中国での取り組みとしてホンダは、2030年以降、中国で新たに投入する四輪車はすべてハイブリッド車やEVなどの電動車とすることを発表。そして、中国初のホンダブランドEVとして、EVならではの新たなドライビングプレジャーを実現する「e:N」シリーズの投入と、2022年春に発売する「e:NS1」と「e:NP1」、そして3台のコンセプトモデルを公開した。

 e:Nシリーズは、これまでホンダが培った独自技術を次世代のドライビングプレジャーへと昇華させ、新価値を具現化する「動」・「智」・「美」というシリーズコンセプトで開発される。「動」は、e:Nシリーズ専用の「e:N アーキテクチャー」を通じてホンダらしい人車一体感やスポーティで爽快な走りの実現を意味し、「智」は、先進のホンダ センシングやホンダ コネクトなどの総合システム「e:N OS」を通じて安全・快適でスマートな移動空間の提供を表現。そして「美」は、EVならではのデザインアイデンティティ「e:N Design」により、見ただけ・触れただけで未来を感じることができる「一触未来」という世界観の提供を目指す。

 今回公開された「e:NS1」と「e:NP1」は、シリーズコンセプトに基づき、ホンダならではのスポーティで爽快な走りや、安全・快適でスマートな移動空間、シンプルでシャープなスタイリングを実現した新型EV。それぞれ東風Hondaと広汽Hondaより2022年春に発売される。

 5年以内にGT・クーペ・SUVの3モデルの市販化を目指す

 また、e:Nシリーズのラインアップ拡充に向けて、3つのコンセプトモデル「e:N COUPE Concept」「e:N SUV Concept」「e:N GT Concept」が開発されており、今後5年以内の発売を目指していることも明かされた。

 ホンダは、中国で今後続々と投入するe:Nシリーズを着実に送り出すために、商品のみならず販売から生産、バッテリー供給体制まで総合的に電動化への取り組みを加速させる。

 販売面では、e:NS1とe:NP1の発売にあわせて、中国にある約1200のホンダ販売店にe:Nシリーズコーナーを設け、さらに主要都市では、e:Nシリーズの販売に特化したe:N専売店の展開を予定。また、e:Nシリーズ体験イベントを各地で展開するなど、e:Nシリーズの提供価値をじっくり体験いただける場を創出する。

 生産面では、2024年の稼働開始を目指し、広汽ホンダと東風ホンダのそれぞれで、高効率で環境に優しいEV工場を新たに建設して生産体制の強化を進める。

 また、電動化をスピーディーに実行していくうえでの鍵となるバッテリーについても、戦略パートナーであるCATLとの協業を加速し、高い競争力をもつバッテリーの供給体制を一層強化していく。

 中国で開発・生産するe:Nシリーズは、他地域への輸出も予定しており、ホンダはより多くのカスタマーへその価値を届ける予定だ。

 その他にも、交通事故死者ゼロに向けた中国での取り組みとして「ホンダ センシング 360」を発表。2022年に中国で発売される新車から適用を開始し、順次グローバルへ展開していき、2030年までに先進国の四輪車全ラインアップへの適用を目指す。

 中国でのホンダの取り組みと動向に今後も目が離せない。

こんな記事も読まれています

ああぁ懐かしのマツダ流ミニバン[MPV] 今こそマツダにはミニバンが必要だ!
ああぁ懐かしのマツダ流ミニバン[MPV] 今こそマツダにはミニバンが必要だ!
ベストカーWeb
Z世代が「エリーゼ」で「ロータス カップ」に挑戦! 最終戦でついに4台中3位で念願のクラス表彰台ゲット…オフシーズンに修行して参ります
Z世代が「エリーゼ」で「ロータス カップ」に挑戦! 最終戦でついに4台中3位で念願のクラス表彰台ゲット…オフシーズンに修行して参ります
Auto Messe Web
動体検知機能付きで駐車中も安心! KENWOODから前?と後?の同時録画に対応した2カメラドライブレコーダー「DRV-G50W」が登場
動体検知機能付きで駐車中も安心! KENWOODから前?と後?の同時録画に対応した2カメラドライブレコーダー「DRV-G50W」が登場
くるまのニュース
豪華で手頃なサイズが魅力 ジャガー Eペイス UK中古車ガイド オシはD180 見た目より広い車内
豪華で手頃なサイズが魅力 ジャガー Eペイス UK中古車ガイド オシはD180 見た目より広い車内
AUTOCAR JAPAN
ちらり肌見せが今っぽい! SUPER GTの「LEON RACING LADY」はファッショナブルなコスチュームでK2 R&D LEON RACINGをサポート!
ちらり肌見せが今っぽい! SUPER GTの「LEON RACING LADY」はファッショナブルなコスチュームでK2 R&D LEON RACINGをサポート!
Auto Messe Web
ポルシェ、電動モデル『タイカン』に“GTS”と4輪駆動の“4”を追加設定。左ハンドル仕様も初導入
ポルシェ、電動モデル『タイカン』に“GTS”と4輪駆動の“4”を追加設定。左ハンドル仕様も初導入
AUTOSPORT web
トヨタ、ダカールラリーの王座奪還へ。2025年は6台の最新型ハイラックスを投入
トヨタ、ダカールラリーの王座奪還へ。2025年は6台の最新型ハイラックスを投入
AUTOSPORT web
ライバルもフェルスタッペンの選手権4連覇を祝福「すべて彼の力によるものだ」「彼の時代が来たことを裏付けている」
ライバルもフェルスタッペンの選手権4連覇を祝福「すべて彼の力によるものだ」「彼の時代が来たことを裏付けている」
AUTOSPORT web
全長5m超え! 新型「最上・最高級SUV」世界初公開! 奇抜な“一文字ライト”&「3列7人乗り」豪華ラウンジ風内装採用! “メーカー初の機能”も搭載の「アイオニック9」発表!
全長5m超え! 新型「最上・最高級SUV」世界初公開! 奇抜な“一文字ライト”&「3列7人乗り」豪華ラウンジ風内装採用! “メーカー初の機能”も搭載の「アイオニック9」発表!
くるまのニュース
ポルシェの空力モンスターマシン! サーキットで911 GT3 RSを変貌させる「マンタイ・キット」がリリース
ポルシェの空力モンスターマシン! サーキットで911 GT3 RSを変貌させる「マンタイ・キット」がリリース
VAGUE
2026年のF1参戦に関する基本合意について、GM社長は「世界最高峰のシリーズに参加するのは名誉なこと」コメント
2026年のF1参戦に関する基本合意について、GM社長は「世界最高峰のシリーズに参加するのは名誉なこと」コメント
AUTOSPORT web
若手成長株が初ポールから今季最多の3勝目。新型SUV『トヨタ・カローラクロス』も登場/SCB第11戦
若手成長株が初ポールから今季最多の3勝目。新型SUV『トヨタ・カローラクロス』も登場/SCB第11戦
AUTOSPORT web
NSX GT3が北米主要レースから消滅。レーサーズ・エッジは2025年からアストンマーティンに変更へ
NSX GT3が北米主要レースから消滅。レーサーズ・エッジは2025年からアストンマーティンに変更へ
AUTOSPORT web
コンパクトなのに "いかつい" 新SUVが登場! 改良で大胆イメチェン キア・スポーテージ実車公開
コンパクトなのに "いかつい" 新SUVが登場! 改良で大胆イメチェン キア・スポーテージ実車公開
AUTOCAR JAPAN
【気づけばビートル越え】フォルクスワーゲン9世代目の新型パサート 計7グレード展開にて販売開始
【気づけばビートル越え】フォルクスワーゲン9世代目の新型パサート 計7グレード展開にて販売開始
AUTOCAR JAPAN
アライ、MotoGPライダーのマーベリック・ビニャーレス選手レプリカモデルを発売 オークリーとコラボ
アライ、MotoGPライダーのマーベリック・ビニャーレス選手レプリカモデルを発売 オークリーとコラボ
レスポンス
トヨタに22歳のWRC2王者パヤリが新加入。勝田貴元も認める才能と、「スーパースムーズ」なドライビング
トヨタに22歳のWRC2王者パヤリが新加入。勝田貴元も認める才能と、「スーパースムーズ」なドライビング
AUTOSPORT web
トヨタWRC育成の小暮と山本が『ラリージャパン』初参戦。高難度の母国イベントで多くの学びを得る
トヨタWRC育成の小暮と山本が『ラリージャパン』初参戦。高難度の母国イベントで多くの学びを得る
AUTOSPORT web

みんなのコメント

2件
  • ホンダのいう電動でのスポーツとかドライビングプレジャーがどんなものなのか興味ある。
    EVになったらスポーツも終わり、ホンダも終わりと言ってる輩にどう見せるのか
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村