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新型アルピーヌ「GT X-Over」 プロトタイプ発見 2025年発売予定の電動クロスオーバー

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新型アルピーヌ「GT X-Over」 プロトタイプ発見 2025年発売予定の電動クロスオーバー

ダチア・ダスターの改造ボディを載せた車両

アルピーヌが開発中の次期SUV「GT X-Over」が、テスト走行を行っている姿が目撃された。2025年に発売予定の電動クロスオーバー車である。

【画像】次期アルピーヌGT X-Over【ダチア・ダスターやアルピーヌA110と写真で比較】 全112枚

このプロトタイプはダチア・ダスターのボディを改造したもので、北欧で冬季テストを行っていた。まだ開発の初期段階にあるが、アルピーヌA110と並走している姿が確認できる。

GT X-Overに採用されているプラットフォームは、日産アリアやルノー・メガーヌEテック・エレクトリックと同じCMF-EVだ。

次期クロスオーバーの存在が明らかになったのは昨年で、その後1月に正式名称が発表された。シルエットスケッチではクーペ風のスタイリングが示されており、ポルシェ・マカンの電動化モデルやロータスの新型SUV「タイプ132」のように、性能重視のモデルとなることが伺える。

ハンドリングに優れた高性能クロスオーバーに?

GT X-Overは、ルノー・メガーヌEテック・エレクトリックの電気モーター(最高出力218ps)をフロントアクスルに搭載するが、リアには別のモーターを使用するようだ。ルノーの技術責任者、ジル・ルボルニュは、「リアには、大きなサプライズがありますよ」とほのめかしている。

アルピーヌはこの新型車について、「当ブランドのノウハウとグループが積んだEVの経験を、アルピーヌを特徴づけるスポーツカーの卓越性と融合させる」と述べており、軽量と独自のハンドリングの理念を踏襲すると思われる。

GT X-Overの生産は、2025年からノルマンディーのディエップ工場で行う予定だ。同工場は、1955年にアルピーヌを設立したルノー・ディーラーへのオマージュとして、今年初めにマニュファクチュール・アルピーヌ・ディエップ・ジャン・レデレと改名された。

アルピーヌは3台の新型EVを開発中で、 2024年には次期ルノー5の高性能バージョン、2026年にはA110の後継となる電動スポーツカーが発売される予定だ。

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