マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンは、オーストラリアを中心に開催されているVASC(ヴァージン・オーストラリア・スーパーカー選手権)に参戦しているウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッドチームの共同オーナーでもある。彼は2021年からマクラーレンF1チームでコンビを組むダニエル・リカルドとランド・ノリスが、ホールデンのマシンを駆って“バサースト1000”に参戦するというアイデアを支持している。
バサースト1000は現在VASCの1戦として行なわれている1000kmレースで、オーストラリアのマウントパノラマを舞台とする著名なレースだ。しかしながら、このイベントは伝統的に10月に行なわれており、F1日本GPと同じ週末にスケジュールされることが多い。
■リカルド、F1引退後にバサースト参戦? 可能性は「50%」
ブラウンはF1ドライバーを他カテゴリーに挑戦させることに意欲を示しているが、このスケジュールの問題が1番のネックだと語った。
「おそらく彼らは(F1もスーパーカーも)どちらも好きだと思う」
「私は今、他のF1チーム代表とは少し違うことをしている。そして私は自分のチームのドライバーがデイトナ24時間やル・マン24時間などに出場して、その素質を試すのを見たいと思っている」
「それはスケジュールが合うかどうかにかかっている。バサーストは歴史的に日本GPとバッティングしている。だから私はそこ(マウントパノラマ)にいることもあれば、そうでない時もある」
「ただ彼らがそこで走っているのは見てみたいね」
ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッドは近年バサーストでワイルドカードのマシンをエントリーしている。昨年のレースでは、インディカー・シリーズに参戦しているアレクサンダー・ロッシとジェームス・ヒンチクリフが同チームからエントリーした。
マクラーレンのドライバーによるバサースト参戦の噂は今に始まったことではない。過去にはフェルナンド・アロンソもマウントパノラマでレースをすることに関心を示していた。
ノリスもホールデンのマシンをドライブしたいと発言しているが、彼は先日スーパーカーのバーチャルレースにワイルドカード参戦しており、ある意味では既にスーパーカーの経験があると言える。
一方、オーストラリア人のリカルドは実際のスーパーカーをドライブしたことがある。彼は2019年のF1オーストラリアGPを前に、カストロールのプロモーションの一環として、リック・ケリーの日産・アルティマを試乗している。マシンをドライブしたリカルドは、将来的なバサースト1000挑戦に非常に意欲を見せていた。
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