フォーミュラEの開幕戦メキシコシティePrixでクラッシュしたロビン・フラインス(エンヴィジョン・レーシング)は、週末を通じてハンドリングの問題に苦しんでいたと語った。
プレシーズンテストでジャガー勢が好調だったことから、同じパワートレインを使うエンヴィジョンを含めた4台は、メキシコシティePrixでも高いパフォーマンスを発揮すると見られていた。
■ジャガーのエバンス、マシントラブルで5位が精一杯「ステアリングのフィーリングがすごく変だったんだ……」
実際、この4台はグループ予選を突破し、上位8台のグリッドを勝ち抜きトーナメントで決める”デュエルズ”に進出。フラインスはグループAをトップで通過している。
しかしフラインスはデュエルズの準々決勝でミスをし、7番グリッドからのスタートに。さらにレースのスタート時に加速が遅れ、大きくポジションを下げてしまった。
そして8周目のターン18でコントロールを失い、バリアと接触。リタイアという最悪な形で週末を終えることになった。
「ハンドリングに苦しみながらエド(マヒンドラのエドアルド・モルタラ/アタックモードを起動するためレコードラインを外れていた)をオーバーテイクしようとしたとき、片輪を汚れた路面に落としてしまったのかもしれない。完全にリヤを失ってしまい、驚いたよ」
そうフラインスはmotorsport.comに語った。
「ハンドリングは予想していたものとはまったく違っていて、基本的に週末を通して最悪だった。強力だと感じていただけに残念だった」
フラインスはスタート直後の失速について、完全に駆動を失っていたと説明。チームはこの件について、特定できていないトラブルが原因だと考えているようだ。
「ダッシュボードには何の警告もなく、ただ止まってしまったんだ」とフラインスは言う。
「再スタートしたわけではなく、一旦パワーを落として、再びオンにしたんだ。何が問題だったのかはわからない」
レースを5位でフィニッシュしたミッチ・エバンス(ジャガー)もハンドリングの違和感を訴えており、ジャガーパワートレイン勢は次戦までにマシンやプログラムの再チェックが必要となるだろう。
メキシコシティePrixを完走できなかったのはフラインスだけでなく、ルーカス・ディ・グラッシ(アプト・クプラ)もブレーキングの問題でオープニングラップでリタイアを余儀なくされた。
スタート直後から問題が発生していたというディ・グラッシはターン12のランオフエリアに飛び出すと、その後ピットに戻り、レースを再開できなかった。
「最初からブレーキに問題があった。それが何なのか正確にはわからない」
ディ・グラッシはそうmotorsport.comに語った。
「復帰するために解決しようとガレージに入ったが、解決できなかった。データを調べ、マシンをバラバラにするつもりだけど最悪な一日だった」
一方、セルジオ・セッテ・カマラ(ERT)はトラブルにより、決勝をスタートすることもできなかった。18番手スタートの予定だったが、グリッドに向かうラップでマシンをストップせざるを得なかった。
セッテ・カマラはmotorsport.comの取材に対し「マシンの後ろからとても大きな音がして、煙が出て、その後マシンが勝手にシャットダウンした」と説明した。
「マシンが危険であることを意味するレッドシグナルが見えたので、マシンから飛び降りたら、FIAから続行不可能と言われた」
「明らかに大きな問題で、レースが始まる前に終わってしまった」
フォーミュラEは1月26~27日にサウジアラビアのディルイーヤで第2戦、第3戦を開催予定。今回トラブルに見舞われたチームは、急いで解決策を見つける必要がありそうだ。
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