Lamborghini Jarama GT
ランボルギーニ ハラマ GT
新型「キャデラック エスカレード」の日本導入スタート。2021年東京オートサロンで国内初公開【動画】
400GT、イスレロに続く2+2GT
1970年3月に開催されたジュネーブ・モーターショーでワールドプレミアされた「ランボルギーニ ハラマ GT」は、今年でデビュー50周年を迎えた。
ハラマは、マドリード北部の闘牛繁殖地「ハラマ」から名付けられた。また、ここにはかつてF1グランプリが開催されたハラマ・サーキットもある。4.0リッターV型12気筒エンジンをフロントに搭載し、リヤを駆動する2+2グランツーリスモとして登場した。
400GT、イスレロと引き継がれてきたメカニカルレイアウトはそのままに、ベルトーネ在籍時代のマルチェロ・ガンディーニがデザイン。張りのあるスクエアなラインを用いた1970年代のトレンドを意識したスタイリングが採用されている。
シャシーは刷新され、大型ディスクを採用したブレーキシステム(フロントディスクはベンチレーテッドディスク)を採用。トレッドはイスレロから100mm拡大して1490mmとなり、15インチのカンパニョーロ製マグネシウムホイールを装着する。ウェーバー40 DCOEキャブレターを搭載したV12エンジンは、最高出力350hpを発揮、最高速度260km/hを達成している。
実用に耐えうる居住性を備えた室内
プロトタイプのボディワークは、イスレロの生産を終えたばかりのカロッツェリア・マラッツィ(イタリア・ヴァレーゼ州カロンノ・ペルトゥゼッラ)で組み立てられ、量産モデルはカロッツェリア・ベルトーネ(トリノ州グルグリアスコ)の工場で生産された。
また、1972年に生産された100台のハラマは、ベルトーネがボディパネルを生産しマラッツィで組み立てられた、言わば“ハイブリッド”モデルとなっている。
インテリアは本革張り、高性能なエアコンディショナー、スポーツカーとしては快適なリヤシートに加えて、広々としたラゲッジスペースなどグランツーリスモの名に相応しいラグジュアリーな空間が広がっている。
ランボルギーニ最後のFRグランツーリスモ
1972年のジュネーブ・モーターショーでは、最高出力が365hpに向上した発展型の「ハラマ GTS」がデビューした。ボンネットに2基のエアインテーク、フロントホイールアーチ後方に2基のエアアウトレットを追加。インテリアはダッシュボードのデザインを一新し、計器類のレイアウトを変更、フロントシートの形状に改良が加えられたことでリヤシートの居住性が向した。
1976年まで販売されたハラマの総生産台数は328台。ハラマは50年経っても色あせない美しいフォルムだけでなく、ランボルギーニの歴史において非常に重要なモデルでもある。
それはハラマが、ランボルギーニが開発した最後のフロントエンジン量産グランツーリスモだったからだ(先にデビューしたエスパーダは1978年まで生産)。以降、クロスカントリー4WDの「LM 002」とSUVの「ウルス」を除いて、ランボルギーニ製スーパースポーツはすべてミッドシップレイアウトを採用している。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
200万円台! スズキ“新型ミニバン”「クルーズ」実車展示! 全長4.4m級ボディ×MT設定あり! 精悍エアロが超カッコイイ「エルティガH」インドネシアで登場
660ccの「小さな高級車」って最高! めちゃ上品な「オトナの軽自動車」に称賛の声! ダイハツ本気の「ラグジュアリー仕様」が凄かった!
1.5リッターエンジンで「300馬力」オーバー! 超パワフルな「小さな高級車」発表に驚きの声! リーズナブルな「低価格」も実現した新型イヴォークとは
「覆面パトカー」どうやって見分ける? 「クラウン」だけではない!? 「走り方」や「ナンバー」にも注目! 共通する特徴とは
もしやヴェゼル窮地!? お、値段以上に立派なバカ売れWR-Vってコスパ最強じゃない!?
みんなのコメント
by トヨタ2000GT大好きマルコム・セイヤー