昨年末あたりから話題になっていたマツダの新型クロスオーバー。そのオフィシャルなチラ見せ画像が公開されました。巷の噂では「CX-6」という名前が主流だったのですが、蓋を開けてみれば正式名は「CX-8」でした。2017年中に日本向けモデルとして発売されます。数字が示すとおり最上級モデルという位置づけで、2016年6月に中国専用で登場した「CX-4」以来の、マツダの新規モデルとなります。公開されている情報を見ていきましょう。
ボディサイズは全長4900×全幅1840×全高1730mm、ホイールベースは2930mm。北米で売られるフルサイズSUVの「CX-9」より全長は165mm短く、全幅で129mmスリムで、全高はわずかに13mm高く、ホイールベースは同じです。
定員は6名乗り/7名乗りが用意され、写真(6名乗り)では3列目シートが2名掛けっぽい。となると7名乗りは2列目がベンチ式の3名掛けとなる「2+3+2」配列になる気もしますが、それにしては2列目シート間のセンターコンソールが大きい(背が高い)ので、やや決め手に欠けます。また、リリースに「上質感」というワードがあるように、2列目キャプテンシートのサイドサポートなど凝ったデザインにも注目です。
パワートレーンは2.2Lディーゼルの「SKYACTIV-D」に6速トルコンATの「SKYACTIV-DRIVE」の組み合わせ1種類。ディーゼル1本にした理由は、フラッグシップモデルとしての余裕の駆動力を重視したとのこと。ガソリンエンジン等の追加などは市場の反応次第かもしれません。
価格は300万円台の前半~とアナウンスされています。アテンザのディーゼルモデル「XD」と似たような価格帯と考えると、上位グレードの価格も400万円を大きくは超えないのではないでしょうか?
ちなみに「CX-8」を日本での最上位モデルとすることからもわかるとおり、「CX-9」の国内導入は検討されていません。また、以前からマツダが宣言していた通り、ミニバンの「プレマシー」「ビアンテ」は2018年3月までに生産終了となるとのこと。
たった1枚の内装画像なので想像が空回りな感じですが、編集的には夏には外観のティザーが追加されて、10月半ばには全貌が明らかになり、実車が世界初公開されるのは東京モーターショー・プレスデーの10月25日ではないかと妄想します。(編集T)
※2枚目以降の写真はCX-9
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