「本当に奇妙なレースだった」
これは英国オートスポーツのナイジェル・ルーバックが1982年モナコGPのレースレポートに記した言葉だ。まさしくこの混沌のレースに相応しい表現と言える。
■驚きの番狂わせ優勝3:同一周回の完走わずか3台。超サバイバルをパニスが制す
誰もこのレースに勝ちたくないのではないか……まるでそう思ってしまうようなレース展開だった。伝統のモナコGPでの勝利は誰もが切望するものであるはずなのだが……。
このレースではラスト3周で4回もレースリーダーが変わり、チェッカーフラッグが振られた時点でコース上を走っているマシンはわずか5台だっだ。今回はそんなF1史に残る波乱のレースを振り返っていく。
F1パドックの面々は、数週間前にジル・ビルヌーブをゾルダーで亡くし、その悲しみが癒えぬままモナコへと到着した。このレースでフェラーリは代役を立てず、ディディエ・ピローニの1台体制でレースに挑んだ。
この年の予選を席巻していたのは、ターボエンジンを搭載したルノー勢だった。ルノーRE30Bは信頼性こそ低かったもののその速さは驚異的で、16戦中10回のポールポジションを獲得した。このレースでもルネ・アルヌーがPP、アラン・プロストが4番グリッドからスタートすると、序盤からワンツー体制を築いて他を引き離し始めていた。
しかしトップを独走していたアルヌーは、14周目のプールサイドシケインでコントロールを失いスピン。マシンを降りてしまい、早々に戦線を離脱することとなった。
代わってプロストがレースリーダーとなり、ブラバムのリカルド・パトレーゼを従えてトップを快走していた。3番手にはピローニがつけていたが、エリオ・デ・アンジェリス(ロータス)を周回遅れにする際に交錯し、フロントセクションを破損。それでも走行を続けることができていたが、プロストとパトレーゼによる優勝争いからは徐々に脱落していった。
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みんなのコメント
とんでもない記事だ・・・・・・