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【絶好の足車】「VW パサート(B6)」速い、旨い、安いクルマみーつけた バッテリー交換

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【絶好の足車】「VW パサート(B6)」速い、旨い、安いクルマみーつけた バッテリー交換

アウトビルトジャパン編集部のフォルクスワーゲン パサート V6 4MOTION(VW Passat V6 4MOTION)長期テスト:前回レポートしたタイヤ交換に続く5回目ではバッテリー交換などについてレポートします。

前回のレポートからちょっと間が空いてしまったのですが、我々のVWパサートはいたって快調な日々を過ごしています。

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オイル、タイヤ交換から約2000kmを後にしましたが、エンジンはオイルをFUCHS GT1 PRO C-3への交換を機にメカニカルノイズが減って、余計なフリクションを感じることなくシュンシュン回るのは今も変わっていません。合わせてREWITEC POWERSHOT(レヴィテック パワーショット)とデフに注入したREWITEC G5が効き始めた感じでとても滑らかな走りが感じられます。

タイヤはコンチネンタルのスポーツタイヤのMaxContact MC6からUltraContact UC7に交換しましたが依然として静かで、雨の中でも十分なグリップ力を発揮します。個人的にはUC7に交換して良かったと思っています。

コンチネンタルUltraContact UC7なら雨の日でも安心。溝の中の突起が見えるだろうか。とにかく静かで剛性感があり、ドライ、ウェットどちらでもしっかりとしたグリップ力があるタイヤです。溝の中にも小さな突起物があって、音波をより小さな周波数に分散することで静粛性をもたらす「ノイズ・ブレーカー3.0」が効いているようです。

VARTAをチョイスパサートを購入した直後にmaniacsさんで診断していただいた時からバッテリーの交換時期であることはわかっていました。交換までの間は電流計を当てては充電をして誤魔化していました。

4年ちょっと経過しての交換となったVARTA SILVER DYNAMIC AGM。元々ついていたのはVARTAのSILVER DYNAMIC AGMというVARTAのフラッグシップモデルです。VARTAと言えば、ドイツのバッテリーメーカーで欧州車乗りは誰でも知っているメジャーブランド。新車装着率の高さが示す通り、その性能の高さは折り紙付き。ドイツの「Auto Bild」でも定評があります。「VARTA」の読みかたですが、ドイツ語でファルタ、英語圏でヴァルタ(バルタ)が近いそうです。

前回が2020年3月、64540kmでの交換だったので、そこから4年と約30000kmを経過しての交換となりました。安いものではないので、交換にあたっては様々なメーカーのものを検討しました。

結果的には個人的に15年以上AGMバッテリーユーザーで、その断トツの性能を知ることもあり、同じVARTA SILVER DYNAMIC AGMを選びましました。

前回の品番はG14で今回がLN5です。調べたところG14はドイツ製でLN5は韓国製とのこと。販売エリアで分けているのかもしれません。因みにボッシュのAGMはVARTAがOEM供給しているそうです。

白いボディに「VARTA」の文字が映えます。自力で交換したのですが、重い上に斜めにして出し入れしなければならず、トランクに片足を入れないと踏ん張りがきかず、難儀しました。AGMバッテリーの良いところは、長期間一定性能を保つところにあります。ライトが暗いとかスターターモーターが弱いとかの症状が出ないので、今回のようにバッテリーの寿命が来ていても性能は変わらないので、診断して初めて替え時だとわかります。

AGMバッテリーについてAGMバッテリー(Absorbent Glass Mat)はその構造から、従来のバッテリーに比べて優れたコールドスタート特性を持ち、頻繁なエンジン始動と停止に耐えます。さらに、3倍の充電サイクルを持ち、液漏れ防止でメンテナンスフリーです。新車の10台中7台がアイドリングストップが搭載されている昨今、そのほとんどの車両にVARTAのAGMバッテリーが装備されています。腐食に強く、長寿命なVARTAのAGMバッテリーによって、VARTAは自動車業界でナンバーワンのバッテリーサプライヤーとなっています。

日本正規品は追い充電する必要がありませんし、保証がついているので安心して使えます。VARTAとはVARTAは、主要自動車メーカーと協力して開発され、長寿命で腐食に強いバッテリーを提供する信頼のブランドです。欧州車搭載実績No.1で、ドイツの「Auto Bild」誌の調査でも、最も信頼されるカーバッテリーブランドとして選ばれています。VARTAのバッテリーは、高品質な製造基準を満たし、リサイクル率も非常に高いです。Clariosによって支えられたVARTAは、あらゆる車種に対応する最適なエネルギーソリューションを提供し、信頼性と安全性を保証します。VARTA®:https://intl.varta-automotive.com/en-gb/ja-jp

燃費は7km/L程度パサート V6 4MOTIONに搭載されているエンジンは当初「VR6」と呼んでいました。これは、VがV型エンジン、Rがドイツ語で直列エンジンを意味するReihenmotorの頭文字から付けられているというのはご存じでしょうか。まさにV型と直列型のいいとこどりというわけです。また、狭角V型エンジンの発祥は、1920年代から1960年代にかけて生産されたランチアの「staggered-four」V型4気筒エンジンと言われています。

独立したシリンダーヘッドのないVR6は非常にコンパクト。3.2リッターV6エンジンの余裕のトルクで、走行速度に関わらず優雅な走りを見せてくれるのは運転していてとても楽チンです。さらに直6的な挟角V6が右足に呼応して欲しい時に欲しいだけのパワーをもたらすため、常に先を読んだ運転をすることができるので安全運転につながります。

ただし、大排気量の前輪駆動だからか、燃費は褒められたものではありません。平均すると7km/Lほどなのでガソリン代が上がった今ではとても辛いところです。高速道路では10km/Lを越えますが、どんなに頑張っても12km/Lは越えません。トルクがあるので7速が欲しくなります。あと、パサートV6には6速DSGが採用されているのですが、これが日本の交通事情に合っていないようで、低速走行時にギクシャクします。

このDSGには乗り方のコツがあるとVW/アウディのスペシャリストであるmaniacsさんに教えていただきました。DSG(Direct Shift Gearbox)その名の通り、クラッチレスマニュアルトランスミッションと捉えて乗れば、スムーズかつ故障しない運転ができるのです。それ以来特に発進時には気を付けるようになりました。

ロールス・ロイスか!:運転席側のドアには折り畳み傘を入れるスペースがあります。また、サイドのプレスラインは難易度が高くコストも相当にかかっているそうで、ロールス・ロイス/ベントレーの技術が応用されていると聞いています。さて、購入後約4,000kmを走っての感想ですが、VW独自の挟角V6エンジンというユニークなパワーユニットとFF、FRよりも優れた運動性能をもたらす4MOTIONの秀でた高性能、広い室内とやたらと大きいトランクルームを持つ車が40万円そこそこで買えて、存分に楽しめるという意味ではとても良い車だと思っています。「下駄車」ならVWポロなどの経済的な車がたくさんありますが「足車」には、たとえ経済性を犠牲にしても運転して楽しく、買い物からロングドライブ、スポーツ走行、悪天候も気にならない広い守備範囲を求めたくなりますよね。

次回以降ではヘッドライトレンズのクリーニングなどのモデファイとmaniacsさんにお願いした車検整備についてレポートします。

コンチネンタルタイヤ:https://www.continental-tires.com/jp/ja/FUCHS:https://www.fuchs.com/jp/ja/products/product-program/automotive-lubricants/REWITEC(レヴィテック):https://rewitec.jp/maniacs STADIUM(マニアックススタジアム):https://maniacs.livedoor.biz/archives/52113362.html阿部商会:https://abeshokai.jp/agfarm_varta

Text&Photo:アウトビルトジャパン

文:AutoBild Japan
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みんなのコメント

2件
  • qqm********
    買うのは安くて良さそうだけれど、維持費が大変そうですね。
  • nam********
    50万円で買ってぶっ飛ばす貧乏人
    危険でしかない
    パワーに対して課税せな事故が増えるだけや
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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