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ペレス、体調不良の”サバイバルモード”でも好アシスト「人生で最も長いレースだった……」|F1アメリカGP

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ペレス、体調不良の”サバイバルモード”でも好アシスト「人生で最も長いレースだった……」|F1アメリカGP

 レッドブルのセルジオ・ペレスは、F1第17戦アメリカGPの決勝で今季4度目の表彰台を獲得したが、体調不良と戦いながらの苦しいレースだったという。

 予選ではルイス・ハミルトン(メルセデス)に0.015秒差に迫ったペレス。決勝でも好スタートを切り、ポールポジションからスタートしたチームメイトのマックス・フェルスタッペンと横並びになるシーンもあった。

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 フェルスタッペンがリードを取り戻そうと早めにピットストップする中、ペレスはハミルトンの近くで走行。メルセデスに戦略面で自由を与えなかった。だが第2スティントでは2台から引き離されてしまい、最終的に40秒以上離され3位でレースを終えた。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、レース後にペレスが終日体調不良に悩まされていたことを明かした。また、レースの大半でドリンクシステムが使えない状態だったという。

 ペレスはレース後、「今朝から調子が良くなかった。そして、1周目から飲み物を全く飲んでいなかったんだ」と説明した。

「非常に厳しい状況だった。20周目にはもう完全にダメになっていた。力が入らず、手にも足にも力が入らなくなった。視界もかなり悪くなっていた」

「サバイバルモードで、なんとかついていくのが精一杯だった。もし何か良くないことがあったら、クルマをコントロールできなくなるような状態だった」

「人生で最も長いレースだったことは間違いない」

 体調が良くない時に、水分を積極的に補給するのは万国共通。しかし、よりによって過酷なレース中に、ペレスのドリンクシステムが不調となってしまったのだ。

「最初のスティントからすでに、きちんとしたことをするのにすごく苦労していたんだ」と、ペレスはレースを振り返る。

「本当に力が抜けてしまっていた。特に最後の30~40周は非常に厳しかったよ」

 今回3位に入ったことで、ペレスはランド・ノリス(マクラーレン)を抜いて、ランキング3番手に浮上。コンストラクターズランキングでも、レッドブルはメルセデスのリードを13ポイント削り、23ポイント差まで迫っている。

 ペレスは、今回のレースがレッドブルにとって「いい刺激」になったと語り、2週間後に行なわれる彼のホームレースであるメキシコGPを待ち望んでいると話した。

「メキシコをとても楽しみにしているよ」

「今日は、マックスやルイスについていけなかったのが残念だ。今日は体力的に限界だった」

「メキシコが楽しみだ。僕たちにとって、メキシコも良いコースだと思うよ」

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