レプソル・ホンダのチーム代表であるアルベルト・プーチは、来年チームに加入するホルヘ・ロレンソ(現ドゥカティ)がどれくらいの期間でホンダのバイクに適応することができるのかはわからないと話した。
来年からレプソル・ホンダに移籍することが決まっているロレンソ。彼は2017年にドゥカティに加入するもバイクへの適応に苦労し、この年は一度も優勝を記録することができなかった。
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しかし今年は、6月のイタリアGPでようやくドゥカティでの初優勝を飾ると、続くカタルニアGPでも優勝を挙げた。だがドゥカティは、ロレンソが連勝する前に今年限りでロレンソとの契約を終了し、後任にダニーロ・ペトルッチ(現プラマック・ドゥカティ)を起用することを発表した。
プーチは、ロレンソの持つ3度のチャンピオンという記録は、彼が優勝したレースで示したパフォーマンスをホンダでも発揮できる”ポテンシャル”を持っていることを示しているのだと語った。
「ロレンソはMotoGPで3度タイトルを獲得している。我々は、彼がホンダのバイクでも良い成績を残すことができるポテンシャルを持っていると信じている」
「彼は過去にそうだったように、一定のレベルに到達し、レースで優勝できるように挑戦していくことになるだろう」
「どうすればライダーがバイクに適応できるのか、それはわからない。それが容易な場合もあるし、そうでないこともある。彼はドゥカティのバイクを理解するのにかなり時間がかかった。だが一度理解してからは、2レース連続で優勝したのだ」
「彼は速いライダーであると期待している。どれくらい速いのか? それはわからないし、いつ速くなるのかというのもわからない」
「彼にはポテンシャルがあり、レーシングキャリアもある。彼はただトラック上に留まるためにホンダへ来るのではない」
ロレンソの加入前には、ダニ・ペドロサのチーム離脱が発表になった。プーチは、ペドロサとロレンソのライディングスタイルが似ているという事実が、ロレンソの移籍を手助けしたと考えている。
「彼ら(ロレンソとペドロサ)はスムーズな乗り方をする」とプーチは話した。
「ロレンソはフィーリングを掴めた時に、スピードを保ったままコーナーに進入することができる。一方のダニもうまくコーナーを通過し、バイクを起こすんだ」
「違うライダーを起用するというのは、我々の側にとっても非常に興味深いことだ。なぜなら、我々がバイクを開発し、彼らがそれを学んで異なるやり方を見つけようとする。すると、エンジニアもふたりのライダーから学ぶことができるからだ。ロレンソがホンダに何をもたらしてくれるのか、見てみよう」
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