レクサスが発表したブランド初のヨット「LY650」。LYはラグジュアリー・ヨットの頭文字で650はヨットの全長からきている。このLY650が搭載するのがVOLVO PENTAエンジン。どんなエンジンだろうか?
レクサス初のヨットLY650の主要スペックは次のように発表されている。
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LY650の主要諸元
全長:19.96m
全幅:5.72m
最大人数:15人
エンジン:Volvo Penta IPS1350/1200
燃料タンク容量:3800ℓ
清水タンク容量:850ℓ
客室数:3部屋(ベッド6名対応)
生産はアメリカのマーキー・ヨット社に委託し、2019年後半にアメリカで、20年春に日本で発売するという。価格は未発表だが、ヤマハの豪華ボート「EXULT(イグザルト)43」が全長43フィート(14.84m)で1億4700万円だから、これを上回るのは確実だろう。海と陸では話は違うが、ホンダジェットの国内価格が約5億8000万円。LY650の価格が2億5000万円~3億円と言われても驚きはしない。
ちなみに、ヤマハのイグザルトのエンジンはレクサスLY650と同じくVolvo PentaのIPS500の3基掛けだ。
LY650のエンジンは直列6気筒ディーゼルターボ。燃料は軽油だ。燃料タンク容量が3800ℓということだから
軽油1ℓ=130円 130×3800ℓで494000円となる。
つまり満タンは49万4000円だ。
Volvo Penta IPS1350
さて、エンジンの話である。
エンジンは2種類を設定する模様だ。
よりパワフルなのはVolvo Penta IPS1350だ。スウェーデンのボルボグループは、トラック、建機、船舶用エンジンなどを手掛ける多国籍企業。自動車のボルボカーズとは別の会社だ(もとは同じグループ。ボルボカーズは現在は中国の浙江吉利控股集団傘下)。
Volvo Penta IPS1350は、排気量12.8ℓの直列6気筒OHC24バルブのディーゼルターボエンジンだ。IPSシリーズでもっともパワフルなエンジンである。シリンダーブロック&シリンダーヘッドは鋳鉄製。モノサーム・スチールピストン、ギヤ駆動の燃料ポンプ、クロスフローのインレットとエキゾーストダクトがつく。エンジンの乾燥重量は2485kgである。
燃料噴射は高圧電子制御ユニットインジェクター。クランクシャフト出力は900hpだ。過給はデュアルステージターボ+ツインインタークーラー。ボルボによればライバルと比較して30%高効率なエンジンだという。
このエンジンは、60~120フィート用のエンジンだから、65フィートのLY650にとっては充分以上のスペックだ。VOLVOの資料によれば最高速度は25~42ノットとなっている。1ノットは約1.852km/hだから約46km/h~約78km/hということだ。
IPS1350
直列6気筒ディーゼルターボ
排気量:12.8ℓ
ボア×ストローク:131×158mm
クランクシャフト出力:1000hp(735kW)/2400rpm
プロペラ出力:942hp(693kW)/2400rpm
乾燥重量:2458kg
エミッション:IMO NOx,EU RCD Stage II,US EPA Tier3
過給:デュアルステージターボ+ツインインタークーラー
燃料供給:高圧電子制御ユニットインジェクター
25~42ノット
Volvo Penta IPS1200
PS1200
直列6気筒ディーゼルターボ
排気量:12.8ℓ
ボア×ストローク:131×158mm
クランクシャフト出力:900hp(588kW)/2300rpm
プロペラ出力:848hp(624kW)/2300rpm
乾燥重量:2300kg
エミッション:EPA Tier3 UE RCD StageII IMO NOx TierII
過給:デュアルステージターボ+ツインインタークーラー
燃料供給:高圧電子制御ユニットインジェクター
26~40ノット
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