2019年シーズン前半はコンスタントにポイントを稼ぎ中団勢をリードする存在だったキミ・ライコネン(アルファロメオ)。しかし、第12戦ハンガリーGPで7位に入ったのを最後に7戦連続ノーポイントとなっている。
第19戦アメリカGPでは終盤まで入賞争いに絡む走りを見せたが、結果的に11位に終わりポイント獲得はならなかった。
■レッドブル代表、アルボンを称賛も来季のシートは「急いで決断しない」
ライコネンはレースを振り返り、次のように語った。
「11位フィニッシュで得られるものは何もないから、最下位になるのと同じだ。それらには何の違いもないから、(最下位になった時のように)がっかりしているんだ」
「確かにポジティブな面もあったけど、結果には変わりがない」
「最初のラップはとても良かったが、それからそのポジションにとどまるスピードがなかった。なんとかケビン(マグヌッセン/ハース)をパスすることができたけど、全体的なスピードが少し足りていなかったので、他よりもタイヤの使い方を工夫しなければいけなかった」
「それからタイヤが少し早い段階でダメになったので、レース中に複数回タイヤ交換を行った。ただ全体的にスピードが足りなかったんだ」
「少なくとも今日はポイントを争うことができたが、それでも11位という結果には少しがっかりだね」
ライコネンのチームメイトであるアントニオ・ジョビナッツィも、14位でポイント獲得はならなかった。彼曰くマシンはタイヤのグリップ不足に苦しみ、ドライブするのが難しかったという。
「僕たちはキミとは違った戦略と採った」とジョビナッツィは話した。
「僕としてはミディアムタイヤで走るのがとても難しかったし、ハードタイヤでも厳しかった。ソフトタイヤを履くと少しはマシになったんだけど、それでも正直かなり遅かった」
「レースペースの面で僕たちはまだ苦労している。今回もどうにかしようとしたけど、十分ではなかった。ブラジルではそれを改善できるように引き続き取り組むよ」
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