ラインナップとモデル構成を刷新
ロータスは、電動ハイパーSUV『エレトレ』と電動ハイパーGT『エメヤ』のラインナップを、第4四半期より導入の2026年モデルより刷新することを発表した。
【画像】ロータス・エレトレとエメヤ2026年モデルと、EVハイパーカー、エヴァイヤ 全40枚
2026年モデルではモデルレンジが見直され、ユーザーが『エレトレ』および『エメヤ』をチョイスする際の利便性とわかりやすさ、カスタマイズ性が一層高められている。
最大の特徴はモデル名で、両車ともに、電動モーターの出力によって『600』もしくは『900』の名が冠せられる。これはロータスの推進する電動化の進化を象徴しているという。
さらに先に『エミーラ』で導入された、『GT』、『SE』、『スポーツ』などのロータスの伝統的なグレード名称も復活する。
これらの名称は、車両の仕様やあらかじめ組み込まれたオプション装備などを表すものであり、これによってユーザーは、スポーティな走行性能を重視するか、あるいはラグジュアリーや先進技術を重視するのかといった、明確な好みに基づいたモデル選びが可能となる。
その結果、『エレトレ』と『エメヤ』は、エントリーモデルの『600』から、『600 GT SE』、『900 スポーツ』そして最上位モデルの『900 スポーツ・カーボン』まで、5つの明確なトリムレベルで展開されることになった。
また、この明確なグレード構成に加え、豊富なオプションパッケージや個別装備、カラーバリエーションを通じて、より個性的で自分らしい1台へと仕上げることも可能となっている。
ボディカラーには、エレトレ専用の『ゼニスホワイト』や『アコヤホワイト』が追加され、インテリアには、新開発の『ロータスウェア・パフォーマンスファブリック』を採用した『クォーツ』と『ジャスパー』の2つのインテリアテーマが新たに加わった。
2026年モデルの新型『エレトレ』および『エメヤ』の受注は始まっており、今年の第4四半期からのデリバリーを予定している。
価格は両モデル共に1515万8000円(600)から2263万8000円(900スポーツ・カーボン)となっている。
2026年モデルの特徴
多くの進化が施された2026年モデルのエレトレとエメヤだが、『無類のパフォーマンス』という本質は変わることなく継承されており、今なおそれぞれのセグメントにおいてのベンチマークであり続けている。
『600』シリーズは612psの電動デュアルモーターと前輪駆動を標準搭載し、0-100km/h加速を、エメヤ600GTでは4.15秒、エレトレ600は4.5秒でこなし、最高速度はそれぞれ250km/hと256km/hをマークする。
さらなるスピードとダイナミズムを求めるドライバーへの答えである『900』シリーズ。搭載される電動デュアルモーターは918psを発揮し、0-100km/h加速はエメヤ900がわずか2.78秒、エレトレ900も2.95秒という驚異的な加速性能を誇る。また、最高速度は共に256km/hに達し、圧巻の存在感を示す。
驚異的なのは動力性能だけではなく、電動車としての航続距離と充電性能でもクラス最高水準を誇る。最大航続距離はWLTP基準でエメヤが610km、エレトレが600kmを実現、ロングドライブにも理想的なモデルとなっている。
最先端の800Vバッテリー技術『ロータス・ハイパーチャージング』により、エメヤは理想的な条件下において400kWのDC急速充電器を使用すれば、わずか14分でバッテリー残量10%から80%までの充電が可能となっている。エレトレも同様に35kWの急速充電器を使用すれば、約20分で同様の充電レベルに達する。
インテリアには高品質な素材や質感に優れたサーフェス、そして洗練された仕上げを随所に採用。カスタマイズ可能なアンビエントライトや、直感的なインフォテインメント・システム、インテリジェントなドライバーズ・コックピットが融合し、上質で快適なキャビン空間を創出している。さらには、マッサージ機能付きのベンチレーションシートなどの快適装備が、没入感あるドライビング体験を一層高めている。
両モデルは『For The Drivers(ドライバーのためのクルマ)』というロータスブランドの核を体現する純粋な電気自動車であり、ハンドリングや空力、パフォーマンスそして唯一無二のドライビング体験などを高次元で融合し、ロータスのDNAを100%継承している。
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