ボルボ 四駆向けポールスター・プログラム更新 後輪にトルク配分増

エンジニアード・オプティマイゼーション・アクセサリー

ボルボの四輪駆動モデル向けのポールスター・プログラムがアップデートされた。

新しくなったポールスター・エンジニアード・オプティマイゼーション・アクセサリーでは、後輪によりトルクを送るように、改修を受けている。

本プログラムは、最もスポーティな「ダイナミック」モードを選択したとき、またはエレクトリック・スタビリティ・コントロールを無効にしたときに作動する。

新プログラムでは、リアタイヤに今までより多くのトルクを配分し、その頻度も増やしたという。これによりハンドリングが向上し、後輪駆動モデルのようなスポーツドライビングが楽しめるというのが、ボルボの言い分だ。



オートマティック制御も変更

さらに、新たなトルクベクタリング制御にくわえ、オートマティックの変速タイミングを変更。コーナリング中はシフトを保持、そのうえでスロットルレスポンスを俊敏にし、エンジンの反応をパワフルにしている。

今回のアップデートは、ボルボのすべての四輪駆動の非ハイブリッド車に適用可能。プラグイン・ハイブリッド車は、ボルボでは後輪をエレクトリックパワーで駆動するため、対象外となる。

ポールスター・エンジニアード・オプティマイゼーション・アクセサリーの英国価格は、830ポンド（11万7000円）。