■17年ぶりに復活した「クラウンエステート」に注目殺到!
トヨタは、10月6日から8日の3日間「CROWN STYLE PARK」を東京都港区の「六本木ヒルズアリーナ」で開催しました。
そこには4つの新型クラウンシリーズを展示しており、なかでも「クラウンエステート」は初めて一般公開されますが、SNSでは、どのような反響が寄せられているのでしょうか。
【画像】これは豪華! クラウンエステートの極上内装が凄いです。(50枚以上)
トヨタは2022年7月、16代目となる「クラウン」シリーズの発表を行いました。「クロスオーバー」「エステート」「スポーツ」「セダン」の4モデルのラインナップが用意され、大きな注目を集めました。
同年9月からクロスオーバーの販売がスタートし、クラウンスポーツとクラウンセダンは2023年11月の発売、クラウンエステートは2023年度中の発売が予定されています。
なかでも17年ぶりの車名復活を遂げる「クラウンエステート」に対し、期待の声が寄せられています。
エステートの名称は、1999年に登場した11代目クラウンにラインナップされていたステーションワゴンモデルにも使われていました。
他のクラウンシリーズは2003年に12代目へとフルモデルチェンジを果たしたなか、販売は2007年まで継続されていた人気モデルでもありました。
今回、2023年度内(2024年)に新型クラウンエステートが登場することにより、およそ17年ぶりの車名復活となります。
そんなクラウンエステートは、ラージSUVとして生まれ変わる一方、しっかりとエステートとしての連続性があることがうかがえます。
トヨタは、クラウンエステートのコンセプトについて、「洗練と余裕の大人の雰囲気を併せ持ち、後席のフラットデッキと共に、機能的なSUVとしてアクティブライフを楽しめる、ワゴンとSUVの融合」といいます。
ボディサイズは、全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mm、ホイールベースは2850mmとなっており、国内で販売されるSUVのなかでも大柄な部類に属し、乗車定員は5名です。
大柄なボディサイズということもあり、後席空間は広く取られている他、パノラマルーフと相まって開放感も十分あります。
さらに特徴的なのは、後席背面に取り付けられたボードを広げると長物の積載や、車中泊が可能になるなど、フラットに拡がる広大な空間が出現することです。
新型クラウンエステートに設定されるパワートレインは、HEV(ハイブリッド)とPHEV(プラグインハイブリッド)の2種類で、駆動方式はいずれも4WDを採用します。
■新型クラウンエステートは反響大! ユーザーが気になる部分は?
そんな魅力あふれる新型クラウンエステートですが、SNSではどのような反響が寄せられているのでしょうか。
エクステリアについては「リアのデザインが面白い」「気になっているけど、デカそうだな…」「初期アイデアスケッチやばいね、クーペSUVじゃん」など、そのデザイン性の高さと大柄なボディに注目するコメントが多くありました。
また、展示車両のカラーが「プレシャスブロンズ」ということもあり「プレシャスホワイトPとかマッシブグレーになると全然雰囲気変わる」など、多彩なカラーバリエーションに対する期待感もうかがえます。
このような期待の声がある一方で、「『いつかはクラウン』世代を知っている人達からしたら『こんなのはクラウンじゃない』って言うと思う」という声も一部では見受けられました。
また「なんだろ…このクラウンシリーズは合うタイプと合わないタイプがあるね」などと、賛否両論が分かれるクルマであることを認識しているユーザーもいるようです。
しかしながら、16代目となったクラウンシリーズは、「みんなのクラウン」というテーマや世界各国で展開されるなど、これまでの「クラウンらしさ」を打ち破る存在として登場したことから、賛否両論あるのは突然なのかもしれません。
実際にその見た目から発表当初は様々な意見があった「クラウンクロスオーバー」に対して最近では「慣れてくるとクラウンらしさがあるかも」「4台揃ってみると、クロスオーバーいいな」という声も見られます。
このように世の中を走り出し、多くのユーザーがその存在を認識すれば、また新型クラウンエステートに対する印象も変わってくるかもしれません。
※ ※ ※
なお今回の「CROWN STYLE PARK」では、新型クラウンスポーツの正式発表や、トヨタ初の車種専門店「THE CROWN」のオープンなどもアナウンスされました。
今後、クラウンブランドの躍進が期待されるなかで、残るクラウンセダンとクラウンエステートの正式発表にも注目が集まります。
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みんなのコメント
大きな車になればなるほど、走れる道や駐車場の問題が出てくる。
狭い道で立ち往生することになるかも笑