第105回インディ500の予選2日目、ポールポジションを争うファストナイン・シュートアウトと予選落ちを決めるラストロウ・シュートアウトが行なわれ、チップ・ガナッシ・レーシングのスコット・ディクソンが自身4度目のポールポジションを獲得。2008年以来、2度目となるインディ500制覇を狙う。
ファストナイン・シュートアウトは予選1日目のトップ9台が進出し、順位が低かった順から1度だけアテンプト(4周連続でタイムを計測)を行ない、平均速度で争う一発勝負だ。
■インディ500:予選1日目はディクソン首位。佐藤琢磨は15番手でファストナインを逃す
ディクソンがアタックをする前の段階で、トップはコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)。1周目に232.356mphを記録しながらも、4周目まで231mph台を保ち、4周平均で231.655mphとしていた。
最後にアテンプトを行なったディクソンは、1周目に232.757mphを記録。これは予選最速のラップだった。しかし4周目は230mph台まで速度が落ちてしまう。だが4周平均は231.685mph。ハータを0.03mph上回り、ポールポジションを獲得した。
全4台をファストナインに送り込んだチップ・ガナッシは、トニー・カナーンが5番手、アレックス・パロウが6番手、マーカス・エリクソンが9番手となった。
特に、予選初日2回目のアテンプトでクラッシュを喫したパロウは、チームの夜を徹した修復作業に報いるように気迫のアタックを見せた。
3番手はリナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター)。この日最初に232mph台のタイムを出すが、4周目のターン1で挙動を乱してしまう。それでもひるまずアタックを続け、シボレー勢最上位グリッドを獲得した。4番手には、チームメイトのエド・カーペンターも続いた。
4度目のインディ500制覇を狙うエリオ・カストロネベス(メイヤー・シャンク・レーシング)は、チーム・ペンスキーを離れて初めて挑むインディ500で、予選8番手を獲得した。
また、この日は予選31~33番手、および予選落ちを決めるラストロウ・シュートアウトが行なわれた。このセッションは、何度かアテンプトを行なうことが可能だが、その場合すでに出している記録が取り消されることになる。
まずはセージ・カラム(ドレイヤー&レインボールド・レーシング)がコースイン。平均速度229.156mphを記録する。
次にアタックしたのは、2018年のインディ500ウイナーであるウィル・パワー(チーム・ペンスキー)。予選落ちの危機を脱すべく、アテンプトを行なったが、4周目のターン2で右リヤがウォールにキス。しかしパワーはそのまま走行を続け、平均228.876mphを記録した。
チームはパワーのマシンをチェックし、トーリンクが破損していることを発見。しかしこれを変更すると再度アテンプトを行なう必要が生じるため、他のドライバーのアテンプトを見守ることになった。
しかし最終的にパワーを上回るドライバーは現れず。シモーナ・デ・シルベストロ(パレッタ・オートスポート)が決勝出走最後の枠を確保しカラム、パワー、シルベストロがグリッド最後列に並ぶことになった。
予選が全て終了した後には、2時間のプラクティスが実施された。予選仕様からレース用にターボのブースト圧を下げたこのセッションでも、チップ・ガナッシ勢は絶好調。パロウがトップタイムを記録し、トップ5に全車が名を連ねた。
予選を15番手で終えている佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、このセッションで6番手となっている。
第105回インディ500、残すはカーブデイ(28日の最終プラクティス)と、30日の決勝レースのみとなっている。
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