4月14日お台場で開催されたのモータースポーツジャパン2018。モータースポーツファン垂涎のコンテンツ盛りだくさんの会場の様子を現地からレポート!TEXT & PHOTO◎石川順一
ダイバーシティ前の公園にずらりと並んだラリーやレースのレプリカカーたち。いずれも高いクオリティで本物と見まごうものばかりだったが、なかには独自のアイディアで来場者を驚かせるマシンも。そんないい意味で尖っている面白マシンを紹介したい。
ダットサンとセリカ。変わらない輝きはオーナー愛の賜物。ヒストリックカー2選 MOTOR SPORT JAPAN2018
1 レプリカ痛車という新境地 スバル・レガシィ850
ボルボがイギリスツーリングカー選手権を勝ち抜くべく1995年に送り出したのがボルボ850サルーンBTCCバージョン。そのレーシーなペイントをレガシィのツーリングワゴンで再現したという。
しかもそれだけでなく、美少女キャラのステッカーがところどころにちりばめられており、かなり存在感を主張している。とはいえ、その置き方も850のデザインをあまり崩さないようになっているのは見事。レプリカ痛車という新しいカテゴリーを築いていきそうだ。
2 2100年のラリーレプリカ!? 魔改造フィット
フィットだということはわかるが、もはや何のレプリカかはわからないくらいカスタムされたこのマシン。あえて言うなら未来のラリーマシンを先取りしたというところだろうか。外装を覆う数々のカスタムパーツやステッカーを見ていると、プレモデルかラジコンのカスタムなんじゃないかという錯覚に陥ってきそうだ。魔改造もここに極まれり。
車内にはスマホやディスプレイが設置されており、あえて後付け感を残すことでレトロフューチャーなカッコよさを醸し出している。黄色を基調にまとめられたダッシュボードも外観と一体感があっていい。ちなみに車体はすでに33万キロという走行距離を超えているというから、これだけでもオーナーの愛を感じる。
ただ再現するというだけでなく、オーナーならではの愛やこだわりが付加されるとこんなにも面白いマシンができあがるのだ。
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