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【アルファードクッキング Vol.05】アルファードのカスタムと茂出木シェフの料理には共通点がある!?

掲載 更新 10
【アルファードクッキング Vol.05】アルファードのカスタムと茂出木シェフの料理には共通点がある!?

カスタムもオムライスもやるなら大胆かつ繊細に!

たいめいけん茂出木シェフのアルファードクッキング Vol.5

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老舗洋食店「たいめいけん」の三代目、茂出木浩司シェフは、ブリッツ製パーツを取り入れた愛車アルファードがお気に入りのようだ。彼の料理と愛車のカスタムには共通する部分もあったりして。今回、ブリッツ開発陣を前にアレコレと今後の相談が始まっていた。


自粛ムードから徐々に日常を取り戻しつつあるいま、茂出木シェフのアルファードは、ますます絶好調のようだ。昔はガッチガチに固めて快適性は一切無視したような2人乗りスポーツカー、スーパーカーばかりを好んで乗ってきたけれど、今では逆に純正を凌ぐ乗り心地を持つ上質な移動空間が馴染むという。

朝っぱらから高速にのって海までひとっ走り。大好きなカイトサーフィンで身体を動かしたら、そのまま日本橋に戻って、ディナータイムはキッチンにこもって腕をふるう。その合間を縫ってTV出演もソツなくこなす。そんな多忙な毎日を支えるにあたって、いまではアルファードは欠かせない相棒となっていた。

でも、本連載でお伝えしてきた通り、ツルシじゃ満足できないのが茂出木シェフ流。内外装をアレコレとドレスアップした後、サスペンションやタワーバーで足まわりをビシっと煮詰め、吸排気やスロコンでご機嫌な走りへ。ブレーキの強化も抜かりなし。これら機能パーツはすべてブリッツの製品でアップデートしていった。

いま振り返ると、茂出木シェフのクルマ趣味の原点は、国産チューナーが切磋琢磨して鍛え上げてきた国産車チューニングの世界だった。若かりし日の暴走ストーリー(!?)を始めると止まらないほど。なにしろフェラーリを手に入れても、若者が中古車をDIYでイジるようにボンネットやバンパーに穴を開けちゃう男である。

その当時からキラリと輝いていたブリッツに対してはある種の憧れを抱いていた。そこに当時の郷愁も重ね合わせ、ならばと今回、最新アルファードをブリッツで仕上げたかった。当時のように無茶も無謀もできなくなっても、走りの面では不利なラージミニバンでも、やっぱりマフラーの存在感は出したいし、好みの引き締まった足まわりにしたい。

そんなニーズにブリッツは想像以上のクオリティを持って応えてくれた。

「普段、乗り心地がいいのにビックリしてますよ。マネージャーに運転を任せても、ぐっすり眠れるようになった。イマドキの若い子で運転に慣れていないヤツだったのに。きっと、彼にとっても運転しやすくなっているんでしょう」と、走りの楽しさはおろか、その完成度の高さを、自分の運転だけでなく後席インプレを踏まえて体感しているようだ。

そんなアルファードの完成度を前に、老舗たいめいけんのオムライスを思い出す。梅雨空が続いた6月某日、ブリッツの開発陣は、たいめいけんの日本橋本店で今度は逆に茂出木シェフの技術に触れていた。

ブリッツのチューニング術にすっかり魅了された茂出木シェフの本領発揮か。いかにも職人らしい鮮やかな手つきで調理されていくタンポポオムライス。芸術的な焼き加減と温度管理、そして味付けがなされた料理を前にして、今度はブリッツ陣営が舌鼓を打っていた。互いがその道のプロフェッショナルだからこそ、お互いをリスペクトし合いながらの、クルマ談義は尽きない。

なお、たいめいけんではメインディッシュとともに提供する付け合わせのコールスローを、昔からたったの50円で提供している。いかに時代が移り変わろうとも、歴史と伝統を大切に守り、ユーザーのニーズを心底理解し、その上で革新を続けていく。その姿勢はたいめいけんもブリッツも同じだった。

「最近、カイトサーフィンに行くときに荷物が増えちゃって。だから次はグランエースが気になっているんですよねぇ。でもアルファードはすごく気に入っていますから、都内での移動では便利だし。やっぱり買い替えじゃなくて増車かな。で、足とマフラーは入れてホイールも換えて、オーバーフェンダーにしたらデカすぎますかね。あ、ところでブリッツさんはスーパーチャージャーキットとかってないんですかね?」

たいめいけん三代目、茂出木シェフ。仕事も趣味も、やっぱり常に革新を忘れない男だった。

仕事に趣味にと大活躍のアルファード。絶妙なサイズ感は都内での使い勝手も良好だ。仕事中の移動はサスペンションをソフトに設定して、後席で休むことも多い。単にぶっ飛んだカスタムではなく、仕事ツールとしての完成度の高さに茂出木シェフは満足している。アルファードカスタム計画を担当したブリッツの小林潤一さん(左端)と、塩谷俊起さん。茂出木シェフや、マネージャーの鶴岡宏敏さんと共に今後の企みを相談したりして。次々と出てくる茂出木さん計画をこれからも追っていく。たいめいけんの看板料理はやっぱりオムライス。これは伊丹十三が愛したタンポポオムライスという。チキンライスの上に絶妙な焼き加減のオムレツが乗っていて、それを一直線に割くと、満開のタンポポのようにチキンライスがトロトロのタマゴで包まれる。はっきり言って美味い。たいめいけん三代目 茂出木 浩司さん
茂出木さんの愛車を追うアルファードクッキング。カスタム自体はほぼ完成を迎えたので、その使い勝手や感触をもっと探りたいと思う。クラブマンレースで賞を取るほどのドライビングスキルを持つ茂出木シェフが考えるカスタムは、一見、ぶっ飛んでいるように思えて、けっこう参考になることもあったりして。料理がお得意な方って、カスタムをまとめるのも上手なんだろうか。

たいめいけん
創業昭和6年。東京日本橋に軒を連ねて90年近い老舗洋食店「たいめいけん」。日本人のソウルフードとなったカレーライスやオムライスなど、日本の洋食文化を牽引してきた。
【SHOP SPECIFICATION】
住所:東京都中央区日本橋1-12-10
電話:03-3271-2465
https://www.taimeiken.co.jp

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みんなのコメント

10件
  • そんなことより、このクルマに乗るユーザーのマナーのなさをどうにかしてほしい。
  • 互いの共通の品位は、下品だなぁ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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