2023年6月9日~11日にかけて、マレーシア・クアラルンプールにて「東京オートサロン・クアラルンプール」が開催された。初開催のこの地で、東南アジア感MAXのイベント模様をリポート!!
※本稿は2023年6月のものです
文、写真/三木宏章
初出:『ベストカー』2023年7月26日号
ごてごてエアロがカッコよすぎ!! スピーカー何個付いてんのよ!? マレーシアのカスタムカーが衝撃すぎ
■日本とひと味違ったカスタムカーがイベントを盛り上げた!
実は海外でも開催されている東京オートサロン。そのひとつである『東京オートサロン・クアラルンプール2023』はクルマ好きたちの熱気に溢れていた
日本のクルマ好きならおなじみ『東京オートサロン』。自動車メーカーやアフターパーツメーカー、チューニングショップなどが多数参加し、さらにレーシングマシンによるデモランやキャンギャル撮影会なんかも開催されているカスタムカーの祭典だ。
そんな東京オートサロンだが、実は海外でも開催されているのだ。そのひとつが今回レポートする『東京オートサロン・クアラルンプール2023(以下、マレーシアオートサロン)』。
その名のとおり、マレーシアの首都クアラルンプールを舞台に開催されたイベントだ。ちなみにマレーシアのほか、タイ(バンコク)、過去にはシンガポールでも公式にオートサロンが開催されたことがある。
「そもそもマレーシアの人ってクルマやカスタムに興味があるの?」と疑問を持つ読者も多いだろう。実は筆者も似たようなイメージを持っていたが、その熱狂ぶりに驚かされた!
■マレーシア人もカスタムカーに興味津々!
ミ●オンズにド●えもん、ワ●ピースなどのキャラものラッピングも多数。マレーシアらしいカスタムだが、かなり目立っていたし仕上がりもきれいだった
会場内には日本と変わらないチューニング&カスタムカーが並び、土日は入場制限で長蛇の列ができるほどの満員御礼状態! それも若者や子ども連れの家族が多いこと!
日本から参加したメーカー&ショップの人気も凄まじく、トップシークレット永田氏やスプーン城本氏といったチューニング界の有名人たちは、現地で神のように崇められていた。会場内はもちろん、遠く離れた街中でもサインや写真を求められるほどの人気ぶり!
そんなマレーシアのクルマ事情はというと、日本車が大人気なのは他国と同様。特に目についたのがアル/ヴェルの多さ。ちなみに現地価格は1000万円らしい。さらに日本の軽自動車も公道走行可能で、道路事情も日本に似ているため、まるで日本みたいな(!?)世界が広がっていたぞ。
■マレーシアメーカーのカスタムカーも多数出展!
マレーシアの国産車プロトン サトリアネオに三菱ランエボの4G63エンジンを搭載したモンスターマシン! カーボンパーツなども多用して完成度もピカイチだった
また、マレーシアには、プロトンやプロドゥアといった自動車メーカーもあるのだ。
プロトンは、アフターパーツブランドのクスコ(キャロッセ)が過去にラリー車両として投入し、正規輸入・販売もしているので、ご存知の人もいるかもしれない。そんなプロトンのカスタム仕様も会場内や駐車場で見ることができる。
そのほか会場内で目立ったのがカーボンエアロ。右を見ても、左を見てもカーボンだらけという状態で、クオリティも日本と変らないほどだった。ワイドフェンダー装着車も多く、外観はかなり派手さが目立っていた。
現地で調査をしたところ、エンジンチューニングが法規的に厳しいため、外観を中心にドレスアップするユーザーが多いという話だった。
あと、隣のタイ(バンコク)でもオートサロンが開催されているが、意外とカスタムに違いがあるところも面白い。例えば、タイはレーシーなスタイルが人気だが、マレーシアはどちらかと言えばドレスアップ要素の強いスタイルが受けるらしい。各国のカスタムカーを見比べるとその国民性が見えてきて面白かった。
【番外コラム】東京オートサロン・クアラルンプールってどんなイベント?
日本の軽自動車もマレーシアなら走行できる! なのでこんな展示も
タイ(バンコク)、シンガポールに続いて、東南アジアで3カ国目の開催となった『東京オートサロン・クアラルンプール2023』。
マレーシアでの開催は初で、会場は首都クアラルンプールの北8kmに位置する『マレーシア国際貿易展示場(通称MITEC)』。規模的には東京オートサロンの2ホール程度の広さとなっていた。
●開催概要
会期:2023年6月9日(金)~11日(日)
会場:マレーシア国際貿易展示場、ホール2~4
入場料:40リンギット(一日券価格。1リンギット=約30円)
主催:MUSEグループ
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